平成最後の三社巡り
平成最後の日は和歌山の三社巡りへ。貴志川線の1日乗車券を購入しいざ出陣。
ホームにはたま電車が停車中。
耳をつけたり、芸が細かいです。内部もこのとおり。
たまだらけ。あと乗車客の半分は中国系でした。たまはグローバル!
まずは腹ごしらえということで3つ駅目の神前で下車し、歩くこと
15分弱。マサキ珈琲にとうちゃこです。
ちょっと前、コメダ珈琲に外観などが類似しているということで
訴えられたことは記憶にあたらしいところ。結局、外観やメニュー
などを手直しし、和解したようです。確かに今でも似てるといえば
似てましたがね(^_^;)。コメダにはない、鉄板ナポリタンをいただ
きましたが、結構美味しかったです。オリジナルで勝負しても十分
かと。ふたたび神前から乗車。竈山で下車。まずは竈山神社へ参拝です。
もともとは村社でしたが、神武天皇の兄神さま彦五瀬命を祀ると
いうことで最終的に官幣大社まで昇格したさうです。
境内は広く静寂。大社にふさわしい趣があります。
拝殿の後ろには階段状の幣殿が連結、その上の本殿は彦五瀬命を
葬った竈山墓があります。
こちらが竈山墓。宮内庁管轄です。陵墓は東側より参拝可能です。
いただいた御朱印はこのとおり。
神社名の右に記された「肇国宏遠」(ちょうこくこうえん)は
教育勅語に出てくる言葉のようで、前者は初めて国を建てること、
後者は広く遠大なことを意味するようです。彦五瀬命は雄水門
で命を落としますが、竈山より磐余彦尊にヤマトの建国を託し、
この地に鎮まったのでせう。
再び貴志川線に乗り、伊太祁曽駅で下車。こちらには駅長のよんた
まがいましたが、ぐっすりおネム。ちょっと狭苦しいところで
かわいそうかなぁ(^_^;)!?
二社目、伊太祁曽神社です。こちらは紀伊国一宮。
祭神は五十猛命(イタケル)で、父神である須佐男命とともに
木種を持って降臨。五十猛命は父の命を受け、妹神の大屋都姫命と
津麻津比売命とともに日本中に木種を蒔き、最後に紀伊に鎮まった
とのこと。はじめは日前宮にお祀りされていましたが、その後、
現在の地に遷座したようです。
割拝殿の向こうには本殿が鎮座。
また向かって左には五十猛命の荒御魂である気生神社がありました。
他にも蛭子神社や祇園神社、御井社など境内には多数の摂末社が。
また拝殿には大屋毘古神が木の俣を利用して大国主命を助けた神話に
ちなんだ木の俣くぐりがありました。
厄落としをかねてこちらもたのしませていただきました(^^)。
御井社の井戸などなかなか楽しい神社です。
授与所は結構の行列。平成最後とあってか人気ですね。
ふたたびの貴志川線で終点の貴志駅へ。
このとおり駅前は大混雑。たま駅長の後任ニタマ駅長も元気でした。
和歌山電鐵の親会社のある岡山で拾われた捨て猫やったみたいですね。
駅長室はキャットウォークもあるなど結構広々。よんたまにもこのく
らいのスペースをつくってあげてほしい。
グッズ売り場やカフェも併設されており、大賑わいでした。
こんどはちょっと普通っぽい車両で折り返し。
帰りも8割方観光客。偶に地元の学生などが乗り込んできます。そして
いよいよ三社目のあるその名も日前宮で下車。歩いて1分、
日前宮こと、日前神宮・國懸神宮にとうちゃこです。
時間は4時を回っていましたが、まだ授与所はあいており、先に
朱印帳を預け参拝です。中央参道の向かって左が日前神宮。
日前神宮の祭神は日前大神。日像鏡を祭ります。八咫の鏡に先立って
作られた鏡と言われ、代々紀氏がこれを祀ってきました。
反対側には國懸神宮が鎮座。こちらの祭神は國懸大神で日矛鏡を祀ります。
造りは一緒ですね。両神宮とも伊勢と同体の鏡を奉斎するなどその価値から
皇室の厚い崇敬を受けましたが、戦国時代に荒廃。和歌山は根来寺はじめ、
反織田、羽柴についたことからこの時期に焼けているところが多いね。その後
復興したようですが、現在もちょっと寂しい感じがしました。神社本庁に入ら
ない単立神社だから!?そして平成最後のご朱印がこちらです。
伊太祁曽神社同様にこちらも一宮です。
そんなこんなで三社巡りは無事終了。日前宮前駅では陛下の
最後のお言葉もライブで聞け、感無量でした。
締めは市内で秋刀魚寿司と早ずしをいただき、和歌山をあとに
しました。こんどは一度なれ寿司にも挑戦してみたい~!
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