カテゴリー「私の大旅行記」の111件の記事

2023年6月11日 (日)

横浜、新発見の旅!

ライブ翌日。今回の宿泊は朝食付きということで、ライブラリー

カフェでビッフェ形式のモーニング。種類はさほどではないで

すが、それなりに美味しくいただきました。

  

チェックアウトまで暫く時間があったんで、早朝ウォーキング。

ホテルから海岸を目指してくてく歩くと途中、県庁がありました。

昭和3年に建てられた帝冠様式の建築で高さ49mのキングの塔が

聳え立ちます。

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ちょうど出勤時間と重なり、県庁職員が続々とキングの中に吸い

込まれていきました。

 

さて県庁の海側にある象の鼻パークを見学。象の鼻パークの突堤は横浜

開港時に造られた最初のものださうで、当初は2本まっすぐに海に突き出

ていたものを、小舟の荷役を容易にするため、東側の突堤を象の鼻のよう

に曲げたことに由来しています。なお現在の突堤は往時の姿に復元したも

のです。

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さらにその先には大さん橋がありました。大さん橋は明治27年に完成し

たメリケン波止場を平成14年に大型客船が横付けできるよう国際客船

ターミナルとして改修したもの。

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屋上は広大なウッドデッキと芝生が敷かれ、愛称はくじらのせなか。

こちらからは横浜三塔であるキング(県庁)、クイーン(税関)、ジ

ャック(開港記念会館)のほか、ランドマークタワー、グランドイン

ターコンチネンタルホテルなど横浜の絶景を一望できます。

Ayakane2023012

それぞれのフロアはスロープでつながるバリアフリー構造となって

おり、建築的にもなかなか面白い建物でした。訪問当日は豪華客船

の停泊はなかったですが、あればそれはまたテンションが上ったこ

とでせう。

 

さて大さん橋の見学を終え、帰りは税関を横をスルーしながらホテル

に戻りチェックアウトです。

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まずは関内駅まで戻り、その先にある伊勢佐木町を街ブラしました。

こちらは初めてです。今でこそ横浜随一の繁華街は横浜駅西口にその座を

譲りましたが、横浜のかつての中心的な繁華街が伊勢佐木町。

もともとはこのあたりは入江であったところを江戸時代初期に干拓してでき

た吉田新田で、明治になり街として開発。多くの劇場や映画館なども

つくられ、ザキブラという言葉も生まれたのだそう。

現在はかつての勢いは失われましたが、それでも約1.4kmの長さを誇る長

大商店街です。

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駅近くには横浜の地元大型書店有隣堂や旧横浜松坂屋であったカトレヤ

プラザも。有隣堂もしかりですが、結構建物が古いせいか、エスカレー

ターがなかったり、少し時代を感じさせる建物が多かったかな。

途中こんなものも。

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言わずとしれた昭和歌謡、青江三奈の伊勢佐木町ブルースの記念碑。

帰ってから改めて聴きましたが、意外とイントロしか記憶になかった

なぁ。またご当地はゆずが路上ライブをしていたなど、音楽ゆかりの

商店街でもあります。

 

商店街には意外と古書店が多く、古書店好きとしては楽しめます。欲し

かった本もゲットできラッキー。色々楽しめる商店街でした。黄金町駅

から京急に乗り横浜駅で下車。ジョイナスで軽くランチを済ませ、再び

の桜木町です。 

 

最後はランドマークタワーから絶景でも楽しみ、今回の旅行を締めくくろ

と思ったわけですが、なんと有料と発覚( ゚д゚)ハッ!。まあそりゃそうだわな。

何を勘違いして、ロハと錯覚したのかは?ですが、どうもそこに引っかかり、

登楼することもなくランドマークプラザをウロウロ。すると下にドッグがあ

るとのことなので、まずはそちらをまずは見学に。

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こちらは旧横浜船渠会社第2号ドッグで明治29年に完成したドライ

ドッグ。安山岩35,000個で造られているそうで、現在は重文にも

指定されています。面白いところは、ドッグの底から側面壁に

ドアがあり、中は飲食店が!なんか、横浜らしいかなと。

 

ドッグの周囲をブラブラすると、するとなんとこんなもんが!

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横浜のHRCといえばあーちゃんおなじみのお店ではないかぁ。す

ぐにお店も発見。

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さういやあーちゃんのインスタで昨日ゲリラ訪問してたはず。お店の

側面のディスプレイにはなんとホヤホヤの色紙もあったりしてげきか

~んです。上に登らなくてよかったなぁ^^;。

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こちらが色紙の拡大!

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いやぁ、昨日訪問したかったなぁと塊根の念を感じつつも、HRC

をあとに。折角なんで店内でお料理でもとおもったんですが、時間

的に微妙だったこととややカロリー高のため、ちょっとしんどいか

なと断念^^;。また複数人で来たとき寄ろうかな。

 

そんなこんなで時間切れ。新横に戻り、ずらし旅のクーポンを利用。

無事指定の新幹線に乗車し、帰路についたのでありました。

 

今回は病み上がりということもあり、無理をせず結構ゆっくり行軍。

お陰でバタバタ焦ることもなく、オフを満喫した次第です。

来年のアヤカネは?夏ライブは?色々気になりましたが、とりあえず

次回は15周年ライブ@グランキューブでおあいしませう。

 

 

 

 

 

2023年6月 4日 (日)

初めての飛騨路探訪

岐阜観光の翌日は学生時代の友人と岐阜駅で合流し、車で出陣!

地道を行くことちょいの岐阜各務原ICから東海北陸道に乗り、ひたすら

北進します。今回の目的地は飛騨高山。言わずとしれた観光地ですが、岐

阜市からはなんと120キロもあり、進めど進めどなかなか到着しない^^;。

 

飛騨清見ICで東海北陸道から高山清見道路に乗り換えると、前方には

雪を被った乗鞍連峰がドーンと現れ、えらいとこまできたなぁと実感。

終点の高山ICからまもなく高山市街にとうちゃこです。

 

まずは本町通の市営駐車場に車をとめ、一番の見所である高山陣屋へ。

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戦国時代後半、高山一帯は姉小路(三木)氏の領地でしたが、姉小路頼綱が

佐々成政と同盟していたことから秀吉の家臣金森長近に攻められ飛騨国主の

座を追われました。長近は姉小路氏の松倉城を廃し、新たに高山城を築き、

城下町を整備、これが今日の高山の町につながります。

しかし金森氏も6代で出羽に転封され、天領となると高山城は廃され、新たな

政庁となったのが高山陣屋です。陣屋には明治維新まで176年に25代の代官・

郡代が江戸から派遣されたさう。陣屋は金森氏の下屋敷を転用し、現在に残る表

門、門番所、御役宅は天保年間(1830~1840)に再建された貴重な遺構で、

国史跡にも指定されています。

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館内は流石に御役所ということで、豪華絢爛な感じではありませんが、

時代劇の世界が広がります。今にも柱の陰から主水さん、出てきそう!

また陣屋は行政だけではなく、警察や司法も司っていたことから、お

白洲もあったりして。こちらは金さんか^^;。

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代官のプライベート空間にあたる役宅部分は平成に復元されたもの。

江戸時代としては珍しい3階建になっていたり、独特の建築となって

いました。

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最後に見学した御蔵は元禄8(1695)年、高山城三ノ丸から移築され

た最古の建物で年貢米が保管されていたところ。内部は高山陣屋の歴

史に関する展示もあり、興味はつきませんでしたね。

  

さて陣屋をじっくり見学したあとは、こちらも高山観光の王道

である三町伝統的建造物群保存地区を散策。こちらは、ほんま

観光客でどえらい人でした。

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茶房や酒造場など、オシャンティなお店も多く、観光地として完成し

ており、伊勢のおはらい町のような感じかな。

賑わう通りをしばらく行き、安川通にある匠屋安川店で牛まぶしのラ

ンチをいただきました。2500円と少々お高めですが、それでもコスパ

高しです。

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お腹がいっぱいになったところで、さらに下二之町を歩くと

次の目的地である日下部民藝館と吉島家住宅が見えてきました。

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二件とも重要文化財に指定される商家建築で、どちらも見学した

かったのですが、今回は時間の都合もあり後者のみ見学。

 

吉島家住宅は天明4(1784)年から酒造業を営み、現在の建物は

明治40(1907)年に再建されたもの。中に入ると吹き抜け空間が

広がります。ヒノキ材の梁には漆が施され、ピカピカと輝きます。

さすが豪商のお店、贅を凝らしています。

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屋敷内には文庫蔵や折り曲げ天井をもつ中二階など、見どころは

尽きませんでした。

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吉島家住宅をあとにし、まだ通りの北側にも風情のある町並みが広が

りますが、さすがにここまで来ると観光客もまばらです。

櫻山八幡宮の鳥居から宮川を渡り、再び本町通の駐車場へ戻り、車

で最後に高山駅近くの飛騨国分寺を訪問。こちらは奈良時代に創建された

国分寺の1つです。

表門をくぐると正面には、鐘楼、大銀杏、その奥には重文の本堂が建ち並び

ます。

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右手には三重塔も聳えますが、かつては国分寺ということで、なん

と七重塔もあったさうな!

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他にも高山城跡や市政記念館など、まだまだ見たいところがあった

けど、高山はボリュームが有りすぎ、1日では見切れない。またゆっ

くりリベンジするということで、車は41号線を南下し、高山市をあと

にしました。で、とうちゃこしたのが、こちら。

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飛騨一宮水無神社です。社名のとおり飛騨国の一宮で国幣小社に列格。

祭神は大歳大神(水無神)で、他にも飛騨一円の神を奉斎します。

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境内には樹齢1000年のエドヒガンザクラや大杉も聳え、古社に相応し

い空気が漂います。

安永2(1773)年に起こった農民一揆である大原騒動の際には水無神

社で集会が行われたことから、神主2名が磔にされるということもあった

さうです。

拝殿からは本殿が拝めます。二礼二拍手一礼でお参り。

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最後に御朱印もいただきました。

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参拝を済ませ、再び41号を北上、高山市を通過し、飛騨市に突入。

古川よりまだ先の杉崎の集落へ。杉崎駅の東側に聳える安峰山の稜線に

ある小島城跡が今回の最終目的地です。

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城主の小島氏は京都より下向した公家姉小路氏が小島、古川、向小島の

三家に別れた一家で、史料からは師言、勝言、戦国末期には時光の名前

が確認できます。南飛騨の三木氏が勢力を伸ばし始めると、時光は三木

氏に従い家名を保ちますが、秀吉配下の金森長近が飛騨に攻め入ると姉

小路氏と共に滅ぼされたようです。

 

城へは徒歩でも車でも登れますが、今回は車で上まで行くことに。なお

徒歩の入山口はこんな感じ。

Takayama1001

安峰山を右手に見ながら県道75号線を進むと、城跡への案内看板が

所々にあります。それに従い車を走らせると城跡への入り口となる獣

害対策ゲートに到着。どうやら獣が山から里に降りないようにする

ゲートみたいですね。

Takayama002

「通行止」となってますが、城跡までは行けます(令和5年4月末現在)。

ゲートを開閉し、山道を進むと途中、落石があったり、対向不可の場所も

あるなど、なかなか運転スキルが求められる道で、上級者向き。あと車道

はかなり遠回りなんで、なかなか着かず、不安になったりと。極めつけは

熊もいるのでご用心!

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車道どんつきの城跡入り口には数台ですが車も止められ、転回もこちらで

可能です。

さて、駐車場の直下にはいきなり大きな堀切が見えたりして、小島城の凄

さを実感。

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城の入り口方面に向き直ると、こちらはこちらでなかなか立派な櫓台

が見えます。土造りですが結構な高さがあり圧巻です。

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郭を進み中央部の主郭には東屋があり、内部には城跡の説明板があ

りますので、こちらで見学すべき遺構もばっちりチェックできます。

さらに進むと内枡形虎口と外郭には立派な石垣がありました。

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このように小島城は中世の小島氏時代の土の城と小島氏のあとに入った

金森氏時代の石の城と両時代の遺構を見学できるのが最大の魅力。金森

氏はかつての小島氏の威光に縋り小島城を改修し、高山に移るまでの一

時的な本拠としたのかもしれません。

 

虎口の先にはも郭が続くようですが、立入禁止のロープが張られていたた

め、断念しました。

雨もちょうどぱらぱら来たため、ここで撤収。山を慎重に下り、ゲー

トをピシャリ。再び41号、清見道路、東海北陸道で名古屋方面へ。

帰りは電車の時間の都合で尾張一宮で下ろしてもらい、JR、近鉄を乗

り継ぎ帰宅した次第です。

 

はじめての飛騨訪問。高山もそうですが、古川や神岡など、まだまだみ

たい観光地が山程残ってます。また折を見てゆっくり訪問したいかなと。

次は新型特急HC85で行くのもおつかなと思った次第です。

 

2023年3月21日 (火)

あとオプショナル慶応大学散策

天気は曇天。雨が今にも降り始めさうな雰囲気。朝は銀座のドトールでモーニ

ングのセットを買い、今回はテイクアウト。昨日に引き続き、本日23:59まで

のアーカイブを見ないといけませんので^^;。

1時間程度アーカイブをこなし、チェックアウト。メトロに乗り、麻布十番で

下車します。はじめて降りる駅、名前はよく聞きますがね。

オーストラリア大使館の横手を抜け、到着したのは慶応義塾大学三田キャンパ

ス。三田とかいてミタと読みます。サンダやない。早稲田はこれまでちょく

ちょく行きましたが、慶応は初訪問です。

  

キャンパス内には大きなビルが建ち並ぶ都会の大学らしい雰囲気。校舎の谷を

抜けお目当ての校舎にとうちゃこ。瀟洒なレンガ造りのゴシック様式の外観は

洗練された慶応の雰囲気にバッチリです。

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こちらは図書館旧館にあたる建物で、創立50周年にあたる明治45(1912)

年に建造され、戦災などで被災しましたが、修復され現在は重要文化財に

も指定されています。

内部には、昨年開設された福澤諭吉記念慶応義塾史展示室があります。

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館内に入り、突き当たりにある吹き抜けのステンドグラスは「ペンは剣よ

りも強し」という逸話を表しているさう。

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階段を登ると、こちらの展示室があります。シャンデリアも

オシャンティ。

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慶応創設者福澤諭吉と慶應義塾の歴史がパネルと実物資料を通して展示。

独立自尊を掲げ、あくまでも私学教育に徹し、国や政治とは距離を置く

とことで学問の自由を追求した福澤翁と慶應義塾の歴史を学ぶことがで

きました。

   

展示室見学を終え、キャンパス内を散策。福澤翁ゆかりの場所が点在します。

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福澤翁が晩年の30年住んだ住居があったところで、終焉を迎えられ

た地とのこと。そして、海鼠壁の美しい三田演説館もありました。

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明治8年に建てられた日本初の演説会館。ちなみに「speech」を

「演説」と翻訳したのも福澤翁ださうな。

義塾の事務を扱う塾監局も図書館と同じくゴシック様式の重厚な

建物でした。

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キャンパス自体はそない大きくないですが、このように歴史的な

場所や建造物が見どころはつきません。さすが早稲田と並ぶ私学

の雄だけあります。

 

再びメトロで後楽園で下車。またまたランチは文京区役所の13Fの

職員食堂で。雨で景色はいまいちでしたが、東京ドームを下に見る

景色は新鮮です。

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バリューランチで腹一杯になったところで、再びメトロ。24時間

チケットを使い倒さないといけません!

 

丸ノ内線で久々の池袋。歩くことまもなくのジュンク堂池袋店にとう

ちゃこ。旅行支援のクーポンを使うため。

ブラウジングしていておもしろさうな本を発見。五十嵐太郎「宗教と

巨大建築」。2000円を無事使い切りました。

 

再び丸ノ内線。本郷3丁目で下車し、文京区教育センターにも足を伸ば

します。さきほどランチした文京区役所でみたポスターを参考にこちら

の展示を見学するためです。

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色々ある地図の中で資源の探索や土木工事の際に有用となる

地質図と地質標本(岩石、鉱物、化石など)が展示されて

いましたが、ちょい難しかったかなぁ。まあロハやから無問題!

 

湯島まで歩き、千代田線と丸ノ内線を乗り継ぎ東京駅へ。ずらし

旅のクーポン利用でお土産も無事ゲットし、今回のバレイベ遠征

は終了。今回は特にライブが激アツで満足満足の2日間。いい夢

みさせていただきました~。

 

2022年12月20日 (火)

AEイベントオプショナルツアー

上洛2日目。外は小雨ながら、ホテルの窓からは国技館や東京江戸博物館

が一望できます。

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朝はドトールで済ませ、午前は雨を避けて楽しめる東洋文庫へ

向かいました。こちらは、もう3回目くらいかな。

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この日は「本から飛び出せ!のりものたち」を開催。今年は鉄道開業

150周年ですからね。西遊記からプチャーチンまで様々なのりものたち

が、東洋文庫の蔵書を通じ紹介されていました。東京メトロのメトロは

1863年にロンドンで開業したメトロポリタン鉄道に由来していると

か、色々発見が多く楽しめましたね。何度来ても楽しめる東洋文庫です!

  

続いて東京メトロ南北線に乗り、後楽園で下車。駅と直結している文京

シビックセンターへ。25Fにある展望ラウンジに行きたかったわけです

が、なんと当日は新コロのワクチン接種会場ということで立ち入りでき

ず断念です(T_T)。仕方なく13Fの職員食堂でランチをいただきました。

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25Fの半分の高さですが、それでも後楽園球場がよく見え、まあそれな

りに景色もよく楽しめました。お味もなかなかでしたし。

 

雨もすっかり上がったので、次の目的地である白金台駅へ。駅からまもな

くの八芳園です。こちらは初めて。

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もともとは大久保彦左衛門の屋敷のあったところで、そのあと

薩摩藩下屋敷を経て、明治になり実業家久原房之助が現在の

形に整備。レストラン、結婚式場として現在は営業されています。

 

こちらの見どころはなんといっても庭園。どこから見ても美しい

ことから八芳園と命名された回遊池泉式庭園は、約1万坪あり、

都会の中のオアシスとなっています。

周りにビルが建ち並ぶ景観は如何にも東京です。庭園内には茶室に

神社、さらにチャペルなどが点在。見どころは尽きませんでした。

 

八芳園をあとに、北上。聖心女子学院の脇の坂を下ると、今回最後の

目的地である北里大学にとうちゃこ。キャンパスには法人本部

が入る、その名もプラチナタワーがどーんと聳え立ちます。その裏に

あるのがこちら。

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北里柴三郎記念館です。北里といえば再来年から1000円札として

登場することで、ちょっと前に話題になりました。

嘉永5(1853)年肥後国小国郷の庄屋の家に誕生。東京医学校を

経て内務省衛生局に入局。ドイツに留学するとコッホ博士に師事し、

世界で初めて破傷風の純粋培養に成功、さらには血清療法を確立し

ています。

帰国後は私立伝染病研究所を創設し、香港でペスト菌を発見するな

ど活躍を見せ、その名を医学界に轟かせました。その後は北里研究

所や慶応大医学部創設にも尽力し、日本近代医学の基礎を築き、昭和

6(1931)年78歳で没しています。

 

館内には愛用の顕微鏡や揮毫、写真など様々な資料が展示され、

博士の偉業を改めて実感することができました。

当日館内はガラガラでしたが、お札になったら流行るかもしれません

ね。そういやキャンパスにはお社も鎮座されていました。

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コッホ・北里神社です。もとは北里がコッホの遺髪祀った祠堂が始

まりで、その後北里の神霊を合祀し、現在に至るのださう。

博士は神になったのでした。

 

帰りは白金高輪からメトロで東京駅へ。白金なら品川のほうが近いで

すが、ずらし旅についている選べる体験クーポンは東京駅での利用と

なるので東京駅に戻るっきゃない。ただ毎回、土産を買うお店も一緒

なんで品物もすっかり硬直化してるんですがね。次回はホントの体

験するかね~。

 

そんなこんなですべてのスケジュール完了です。次回はももクリ

@SSAで上洛しませう!

2022年9月 4日 (日)

AYAKANATION 2022オプショナル

AYAKANATIONの興奮もようやく覚めた翌朝。朝食の前にまずは

チコっとホテル近くの東京ビックサイトを見学。おのぼりさんの

典型といったところでせうかぁ。

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なんとも前衛的な建造物!建物は東西南の展示棟と会議棟から

なります。一番目立つ逆三角形の建物が会議棟で2Fまでがエ

ントランスなど、4,5Fはなく、6から8Fが会議室となっ

ています。8Fにはレストランと展望ロビーも併設されており、

おのぼりしましたが、残念ながら屋外には出れず、景色は今ひと

つかなぁ。展示棟はこんな感じでした。

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コミケもこちらでやるんでせう。まだ行ったことはないが、

一度行きたい!

さて朝食は上洛時の定番近くのドトールで済ませ、有明駅

からゆりかもめに乗り、市場前駅で下車。

こちらも前々から行きたかった本日のメイン豊洲市場です。

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市場は築地の1.7倍。青果棟、水産卸売場棟、水産仲卸売場棟、管理施設

棟から構成され、それぞれ見学者デッキからガラス越しに市場を見学で

きます。

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ただ当日は遅くいったせいで、セリもすでに終わっており、市場は眠りに

ついておりました。ほんとの市場の雰囲気を味わいたいなら朝一がおすすめ。

 

水産仲卸売場棟には物販店舗や飲食店舗もありました。こちらは某タレン

トの実家のお店ですね。築地から移っておりました。

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お腹もちょうどへっていたので、飲食店舗内で鉄火の漬け丼をいた

だきました。値段はそこそこ、あじもそこそこ。まあ記念ということで。

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おなかもくちくなったところで豊洲をあとにし、都営バスで新橋、さらに総

武線で両国駅へ。歩いてすぐのこちらもお預けとなっていた相撲博物館。

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こちらは本場所開催日以外は平日限定なんでなかなか都合がつかなかっ

たわけです。以前のAYAKANATIONや宿の関係で両国にはよく来ていた

のですが、訪問は初です。

ロハなんでボリュームはさほどないけど、相撲好きはマスト。

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剣晃、三杉里、隆三杉・・・、懐かしすぎるぜ!ほかにも当日は土俵

づくりの工程なども展示されていました。

 

またすぐそばに地図で偶然見つけたNTTドコモ歴史展示スクエアが

あったんで、こちらにも足を伸ばします。

携帯電話の歴史展示や特殊電話のコーナーなども。こちらもロハで

それなりに楽しめました。

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両国を満喫し、再び総武線に乗り最後の目的地、秋葉原へ。

 

すっかりサブカルビルとなったラジオ会館や書泉ブックタワーをぶらぶ

らしたのち、万世橋へ。

かつての万世橋駅のホームなどを改装し、商業施設や見学施設と

なっています。因みに万世橋駅はかつて中央線のターミナルの地位にあり

ましたが、神田駅や秋葉原駅の設置などで次第に地位は低下し、昭和18

年に廃止されたさうです。

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かつてのホームはレストランや見学デッキに。すぐ真横には中央線の列

車がさっそうと駆け抜けます。

東京に新しい施設が多いのはもちろんですが、こういった昔の建物を

リノベして活用したものもあったりして何回来ても見所が尽きないで

すね。

 

そんなこんなでこの日の予定は終了。東京駅に戻り、ずらし旅のクーポ

ンでお土産をゲット!

久々のあーちゃんと帝都を満喫し、のぞみにて東京駅をあとにしました。

次は明治座、はたまたAEイベントか!?

2022年2月27日 (日)

バレイベ2022@SSA

今年のバレンタインもバレイベ参戦。今回も表にて。こちらは第1回からもれ

なく参加しているイベントなんで感慨深いものがあります。

 

ライブ開始まで大宮を観光。当日関東は雨模様。ルミネの無印で折りたたみ

傘をゲットし、一の宮通りをてくてく。武蔵国一宮氷川神社の二の鳥居が

見えてきます。

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参道を越えると、すぐ今回の目的地にとうちゃこ。

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さいたま市立博物館です。本来は県立歴史と民俗の博物館か盆栽美術館に行き

たかったが時間があんまなささうなんで今回はパスした次第。

こちらはさいたま市の歴史をメインに展示。当日はチコットですが、太田資正

収蔵資料も展示されておりました。太田資正は現在の岩槻区に本拠をおいた戦

国武将。江戸城を造った太田道灌の曾孫で関東の雄北条氏と激戦を繰り広げ

ました。他には石器や土器、氷川神社、中山道の紹介などなど。

あんまじっくり見てると時間切れになるんでほどほどで切り上げ、大宮から一駅

さいたま新都市へ。2ヶ月ぶりのSSAにとうちゃこです。グッズを購入、受付

を済ませ座席へ。

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アリーナ、センターステージ近くの久々の良席です。実際ライブがはじまる

と、ももクロちゃんたち実によく見えました(^o^)!

新しいバレイベということでしたがカバー、茶番、ゲスト、寸劇などなど、

予定調和の展開で終わりましたね。

個人的にはスナック愛隣が良かった。近くにあらば毎日でも行きたい(^^)!

 

ライブ終了後は京浜東北線で王子駅へ。恒例のメトロの24時間券を購入、

南北線と丸ノ内線を乗り継ぎ、淡路町駅で下車。前から一度行きたかった肉の

万世秋葉原本店へ。

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なんかすんげ~ビル。1Fから5Fまで万世のレストランが入っています。

その上は???

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今回は4Fのレストランへ。メニューはステーキからハンバーグまで

色々あります。

今回はあら挽きステーキハンバーグと和食セットを注文。2585円也!

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肉肉しくて実に美味しかった。値段はそこそこしますが、味はもちろん、

ゆったりした店内や雰囲気など、総合評価すればコスパ高しかも。

これはリピありですね。

 

今回のお宿は御徒町。明日まで本日のライブ映像が見れるということで

宿にて早速視聴。さっきみたばっかりのライブがアップで見れるのは嬉

しいぞ。再びのげきか~んを味わいつつ、上洛1日目終了です。

 

おまけ

( ゚д゚)ハッ!

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2022年1月23日 (日)

ももクリ2021@SSAから早稲田散歩

昨年12月8日から9日はももクリのため、久々の上洛。8日は仕事を半ドンし、

新幹線で一路、東上!

ももクリ開演まで時間があったんで東京駅からは東京上野ラインに乗り換え、

浦和駅で下車。市役所でマンホールカードを閉庁時間ぎりぎりにゲットだぜ!

旧浦和市庁舎がさいたま市庁となっているようで、バカでかくびっくりです。

Momokuri21001

住みやすい、住み続けたい街なんですなぁ。関西人にはあまり馴染みのない街

ですが・・・。

 

さてライブ終了後は晩飯を食べる時間もないと思われたのでこちらで済ませ

ませう。どうせなら浦和の名物ということでうなぎ屋を探索。江戸時代に中山

道の名物であったことが由来のやう。だから駅前にこんなやなせ先生デザインの

像があったり!

Momokuri21003

お店は色々ありましたが、お値段など勘案し、第一候補のお店にいったん

ですが、どうも晩は単品では出さないやう。焼き上げに50分程度かかると

体よく追い払われ、お店探しに苦戦。最終的に明治21年創業の満寿家へ。

自社ビルの立派なお店。店内も落ち着いた雰囲気でいい感じです。

Momokuri21002

雰囲気の割には、そこそこのお値段でいただくことができました。といって

も関西より全然高く、上で4100円なり。味は食べ慣れない関東風ですが、

備長炭で焼いたうなぎはもちろん美味しかったです。

  

さて京浜東北線にのり、なんとかギリギリライブ会場にとうちゃこ。

Momokuri21004

久々のももクリを満喫しました。♫チャイマ、全力、仮想のノリノリ

セトリはやばかったすね~(^^)。きみゆきが聴けなかったのはちと残

念でしたが、やっぱ1年はSSAのももクリで締めくくらないとなぁと

しみじみ思いつつ、大宮をあとにしました~。今回のお宿は新感覚の

へんなホテル浅草橋。フロントでは一瞬ぎょっとしましたが、室内は至っ

て普通でしたね。

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さて一晩開け、翌日は早稲田へ。まずは前々から気になっていた早稲田の古書

街へ。東京メトロの西早稲田駅と早稲田駅の間に22店舗がありますが、お昼前

に訪れたせいか、意外と閉まっている店が多く、神保町に次ぐ大きさとはいえ、

やはりその差は歴然でした。けど五十嵐書店など歴史好きを唸らせる書店も

あり、ワクワクしました。

 

古書店をめぐりながら早稲田大学へ。久々ですがやっぱ立派やね。さすが日本最

高峰の私大です。

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まず学食でランチを頂き、今回はロハの博物館めぐり。以前歴史館には行き

ましたが、今回はそれ以外ということで。

 

まずは坪内博士記念演劇博物館。昭和3年に開設されたアジア唯一の演劇

専門博物館とのこと。建物も16世紀英国のフォーチュン劇場を模した作り

だそうです。

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当日は「新派」や石井ふく子の展示なども。

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新派とはパンフによると「歌舞伎(旧派)と対抗しつつも、その影響

を色濃く受けて独自の写実芸を確立した、明治生まれの新しいスタイル

の演劇」とのこと。女形と女優が共存する稀有な様式も。あんまり演劇

はよくはわかりませんが、それだけに展示内容はなかなか新鮮でした。

 

次は會津八一記念博物館。

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會津八一や富岡重憲の収集物を展示。會津八一は早大で坪内逍遥のもとで英

文学を学び、卒業後は東洋美術史の講義を受け持ったとのこと。

美術史の研究には直に作品に接することが大切とのことで、私財を投じて東洋美

術のコレクションを収集。その数は4000点にものぼり、それらの一部が展示さ

れていました。支那の明器といった珍しい展示もあり、こちらも興味津々でした。

 

まだまだ早大には博物館があります。大隈記念タワーに10Fにある考古学・民族

資料常設展示。會津八一記念博物館の分館のようです。

こちらには縄文、古墳、アイヌなどの民族資料、そして早稲田大といえば吉村

作治博士のエジプト出土物の展示とこちらもバラエティに富んでいました。

 

うーん、見どころが尽きず、もっとゆっくりしたかったのですが、この日は東

京メトロの24時間券を買ってたんで、メトロを乗りまくらにゃならんのでした

^^;。

 

神保町でけふ2回目の古本屋をめぐり、最後は日本橋の三越にちょこっと寄り道

したところで、時間切れ。うーん、なんとか元をとったくらいで、今回のきっぷ

購入は失敗でしたね。

 

そんなこんなで一泊二日のももクリツアーは終了。次はバレイベでまたまたSSA

です。それを励みにお仕事がんばりますかね~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年8月15日 (日)

まったり帝都めぐり➖第2日目➖

ホテルでロハのパン朝食を部屋でいただき、炎天下の中、出陣です。

まずは水天宮を参拝。

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コンクリ製のすごい神門です。なんと境内自体が免震構造ださう。水天宮

といえば久留米ですが、こちらは文政元(1818)年に久留米藩九代藩主有

馬頼徳が久留米から赤羽の藩邸に分祀したものを、明治になり現在地に移

転したものださう。

祭神は天之御中主神に安徳天皇、建礼門院、二位の尼とのこと。神門は

近代的ですが、本殿は至って普通でした。本殿で参拝を済ませ、人形町駅

から日比谷線に乗り、隣駅の小伝馬町駅で下車。十思公園を訪問しました。

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こちらは伝馬町牢屋敷跡で上の写真は吉田松陰終焉之地で松蔭の辞世の句

碑と顕彰碑が並びます。蛮社の獄で収監された松蔭はこちらで処刑されま

した。

伝馬町牢屋敷は慶長年間から明治5年まで利用され、数十万人が収監

されたようで、著名人では高野長英、八百屋お七、鼠小僧、平賀源内も。

さういや仕業人で中村主水さんもお勤めされてましたね~。出戻りの銀次

とか懐かしす!

  

隣の十思スクエア別館にはちょこっとした展示コーナーもあり、牢屋敷の復

元模型も展示されています。

町人たちは大牢、お目見得以下の武士と僧侶、医者などは奥揚屋、女囚は西

口揚屋と身分と性別により別れていたさう。また首切場では山田浅右衛門が

活躍したさう。牢屋奉行には石出氏が世襲したようですが、不浄の役人として

登城は許されなかったさうです。色々勉強になりました~。

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十思公園をあとに再び小伝馬町駅から日比谷線に再び乗り、新駅の虎ノ門

ヒルズ駅で下車。歩くことしばらくのこちらを訪問しました。

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北方領土、竹島、尖閣諸島についての歴史と現況について解説。

戦後のどさくさに紛れ、ロシア、中国、韓国の火事場泥棒っぷりがわかり

安く説明されていました。これは修学旅行で子どもたちに訪れてほしい

施設と思いましたね。

 

領土の勉強をガッツリした後は虎ノ門ヒルズでランチ。お寿司をいただきま

したが、都心としては意外と安かったかな。味はまあ普通か。

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お腹を満たしたところで、銀座線と東西線を乗り継ぎ竹橋で下車。今回も

メトロの1日切符を買ってますんでメトロは乗りまくらないとね。

この日、3つめの訪問地はこちら。

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こちらにはもう何度も訪れています。当日はこんな展示が開催されていました。

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園大暦、看聞日記など以前から見たかった中世公家の日記など興味津々

でした。まあ地味な展示のためか、ほかに訪問者は一人しかいませんでし

たが。そしていよいよ最終目的地へ移動。

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三菱一号美術館。こちらは初めて。同じ系列の静嘉堂は一度、東洋文庫は

二度ほど訪問したことはありますが、今回は二館の至宝の数々が一同に

会する超豪華な展覧会です。なんせ三菱創業150周年を記念しての展覧会

ですからね。

 

曜変天目〈静嘉堂〉、源氏物語関屋澪標図屏風(俵屋宗達)〈静嘉堂〉、史記

(司馬遷)〈東洋文庫〉と両館が有する名宝の数々を展示。他にも付藻茄子や

東方見聞録など見どころは尽きません。

また静嘉堂や東洋文庫の歴史も。ちなみに静嘉堂は三菱創設者の岩崎弥太郎の

弟彌之助とその子小彌太により創設。国宝7点、重要文化財84点を有します。

一方、東洋文庫は弥太郎の子、久彌が創設。国宝5点、重要文化財7点を

保有する文庫です。三菱の歴史もよくわかり、1900円とわかり高でしたが、

満足いく展示会でした。あと新コロの影響で入館は時間指定でしたが、その

御蔭で来館者が絞られ、ゆっくり見れました。

 

さて新幹線の時間がまもなく。丸の内を散策しながら東京駅を目指しました。

駅前にはこんなものも。閉会式の日時がカウントダウンされてました。

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緊急事態宣言下の東京でしたが、人混みをさけまったり楽しむことができま

した。いや~、東京は何度来ても楽しいなぁ。

 

 

 

2021年8月 9日 (月)

まったり帝都めぐり➖第1日目➖

先週土曜日は久々の上洛です。本来の予定がぶっ飛んだんで、今回は人混みを

さけまったり帝都めぐり!東京駅から中央線快速と中央総武緩行線を

乗り継ぎ、市ヶ谷駅で下車。まずはこちらを訪問しました。

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大日本印刷の市谷の杜 本と活字館へ。後ろにある大きなビルは本社のようで

あたり一帯がDNP村です。

 

受付を済ませ館内に入ります。

1Fには活版印刷の流れ(作字→鋳造→文選→植字→印刷→製本)を展示。

こちらは活字を彫るパントグラフで、下部にデザインされた活字をトレース

することで上部に据えられた母型が彫られる仕組みです。

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解説を見ただけでは、その仕組が今ひとつピンときませんでしたが、係の人に教え

てもらいよくわかりましたね。

またフロアには、活字の入った棚や大戦前の平台印刷機など、かつての印刷所の風景

が再現されていました。

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2Fは制作室となっており、こちらにはテキンといった卓上活版印刷機やリソグ

ラフ、レーザーカッターなどの機器が設置されており、係の人が実演して

くれました。

また同フロアには施設に関する展示も。館は大正15年に市谷工場の営業所として

竣工したものを曳家工事などを施し、現在の位置に資料館として修復復元したものだ

さうで、その経過などが展示されていました。

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印刷の仕組みから施設まで係の人に丁寧に説明いただき、大変勉強になりました。

しかも全てロハ。流石に申し訳ないんで、帰りに喫茶で珈琲をいただき退館しまし

た。 

 

再び中央総武緩行線に乗り、千駄ヶ谷駅で下車。国立競技場の最寄り駅ということで

こちらは流石に結構な人でした。駅から歩いて5分強の鳩森八幡神社へ。

まずは参拝を済ませ、その後、境内にあるこちらへ。

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千駄ヶ谷の富士塚です。

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富士塚は富士山信仰から生まれたもので、富士山の疑似登山をするために

18世紀末から流行。こちらの富士塚も寛政元(1789)年に完成したようで

都内に残る富士塚では最古とのこと。さて階段を登ります。

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途中には浅間神社の里宮や食行身禄の像もあったり見どころ多数で楽しめ

ます。

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いちおう登山なんでこんな看板も。

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そして頂上には奥宮がありました。

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周囲には溶岩が配され、富士山の雰囲気がちょこっと味わえます。

また頂上からは神社の境内も一望でした。結構多くの方が登山して

ましたね。

 

せっかく、ここまで来たんだからこちらもいちおう。

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三密回避のため、ぜんぜん近くには寄れませんでしたがね。

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撮影を済ませた後は、スタジアム通りを南下し、外苑前から銀座線に

乗ります。半蔵門線に乗り換え、この日最後の目的地神保町で下車。

古書店街です。もう何度も来てる本好きの聖地!

まずは予め目を付けていた書店で欲しかった古書をゲットし、その後

は古書街をぶらぶらと散策しました。

ゆっくりしたかったんですが、この日はオリンピック柔道混合団体の決

勝やったんで茅場町のホテルへ急行。残念ながら結果は銀でしたが、

よく頑張りました。

 

晩飯もまだやったんで、ホテル近くの中華に行きましたが、こちらは

正直イマイチでした(^_^;)。腹だけは一杯になりましたがね。

 

そんなこんなで1日目終了です。

 

 

 

2021年7月11日 (日)

横須賀NAVY散歩

翌月曜、まずはジョイナスのドトールでモーニング。時間は既に9時過ぎ

ですが、けっこうなビジネスマン。首都圏はフレックスとか当たり前なん

すねぇ~。さすが横浜!

 

京急横浜駅から特急に乗車しました。京急は久々。以前、金沢文庫に乗って以来かな。

関東に来た際、よく乗る私鉄といえばまずは東急、次に東武、小田急あたりの順

番で、京急にはあまり乗らないので新鮮です。関西の阪急と同様に熱狂的なファンの

多い会社とのこと。確かに座席も柔らかく快適。車両も関東で一般的なステンレスむ

き出しではなくちゃんと塗装されていて実にいい感じです。ドレミファインバーター

も京急ですね。

 

乗車すること30分、汐入駅で下車です。駅前には横須賀芸術劇場がどーん。都会で

す!この日はまず横須賀軍港めぐり。駅前のショッピングセンターでチケットをゲッ

ト。1600円と少々強気です。2階席に乗り込みクルーズスタート!

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出港後右手にはまず米海軍横須賀基地が展開。

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日本最古のドライドッグや潜水艦なども見えます。さらに進むと米軍の

イージス艦も停泊しています。

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左手には自衛隊の艦船も見えましたが、それはのちほど。また沖合には消

磁所がありました。説明によると金属製の艦船は航海すると磁気を溜め込

むとのこと。その磁気をこのブイのようなもので消すさうです。なお、こ

の設備があるのは横須賀だけらしいです。

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左手には吾妻島があり、ぐるっと島をまわります。右手には結婚式場

風の市リサイクルセンターがあったり、日産の倉庫も見えます。

しばらくすると海上自衛隊司令部のある船越地区へ。潜水艦救難艦ちよだ

などが停泊しています。

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船はぐるっと湾を旋回し、新井掘割水路へ。こちらは明治時代に本港と船越のある

長浦湾の短絡路として旧海軍により掘られた水路とのこと。

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水路を進んでいると米軍のボートとすれ違いましたが、海兵隊員が手を振ってく

れます。もちろん自衛隊員も実にフレンドリーでした。

  

水路を抜けると右手の吉倉桟橋にも多数の艦船が停留していました。

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左からきりしま、いかづち、てるづき、まやが並び、きりしまとまや

がイージスシステムを搭載したミサイル護衛艦です。六角形のレーダ

が特徴的。

そしてその奥には念願のヘリコプター搭載護衛艦いずもが!

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全長248mの超弩級自衛艦。基準排水量19,950トン。大戦中の正規空母飛龍より少

し大きい感じですね。まもなくF35Bを搭載できる空母に改修されるとのこと。

国土防衛の旗艦となる自衛艦です。

そんなこんなで45分かけ、寄港。う~ん、予想以上に面白かった!1600円、安か

ったな。

 

ヴェルニー公園を散歩。ヴェルニーは幕府の要望を受け、横須賀製鉄所と観音崎

灯台などの建設に携わり、横須賀の近代化に礎を築いたフランス人技師です。

記念館は残念ながらおやすみでしたが、記念館前には戦艦陸奥の主砲が展示されて

いました。陸奥は1921年横須賀海軍工廠で建造され、主砲は41cmもある巨大なも

のでした。

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また陸からもいずもを見学。先頭はすでにへつられるなど、空母改修が

施されていましたね。

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園内には他にもティボディエ邸や辺見波止場衛などもありました。

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さてランランランチはドブ板通りでよこすか3大グルメの海軍カレーをいただきま

したが、こちらは意外と普通でした^^;。通りのお店も結構閉まっており、ちょっ

とさみしい雰囲気やったかな~。その後は街ブラしながら三笠公園へ。

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こちらは以前一度来たんですが、時間切れで三笠を見学できなかったん

でリベンジです。

 

戦艦三笠は明治35年、イギリスで竣工。日本に回送され翌年連合艦隊の旗艦と

なり、37年黄海海戦、38年日本海海戦で活躍したことでも有名。

全長122m、幅23m、排水量15,140トン。日本で現存する唯一の軍艦です。

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見学料を支払い艦内へ。

まずは上甲板の見学。両サイドには15インチ副砲や補助砲が並びます。頭部には

ドーンと30センチ主砲が。

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主砲の上に見える司令塔の内部も見学。梶や羅針盤などが設置されていました。

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そして最上部に最上艦橋がありました。

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一番左の八角形の金属板のところに東郷司令長官が立ち、日本海海戦に

おいて指揮を執り、ロシア帝国のバルチック艦隊を打ち破り、有色人種が

白色人種を世界で初めて打ち破るという快挙をなし得ました!

 

次は階下に降り中甲板の見学。中央展示室には日本海海戦の展示が多数。

東郷長官直筆の「皇国興廃在此一戦」の書や軍服なども。見どころ満載。

最後部には長官室もありました。

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さていろいろな展示を見ていたわけですが、その中でもびっくりしたのがこちら

の写真。

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三笠は大正15年にその功績から記念館として保存されますが、大戦後、ソ連の要望により

スクラップの対象にまでなりますが、米軍の要望もありなんとか免れます。しかし、昭和

24年に甲板上の艦橋、大砲などが取っ払われ水族館や更にはダンスホールが作られ、その

後は荒廃し、残念な姿に。そして戦後16年を経て現在の姿に復元されたようです。

だから多くの砲台などは後補のようですね。ちと残念。

とにかくボリュームが多すぎて見きれなかったのが残念。1時間もあれば十分かなと思ってま

したが、ぜんぜん足りませんでしたな。またのリベンジを。

 

帰りは横須賀中央駅へ。途中市役所でマンホールカードをゲットし、ショッピングプラザ三笠

などをぶらぶらし、快特に乗車。

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新横では、ずらし旅特典で土産も無事ゲット!久々のももクロちゃんライブと

横須賀を満喫、十分気分もリフレシュし、帰路についたのでありました。

次は夏ライブ、西武ドームやね~。

 

 

 

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