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2023年6月の3件の投稿

2023年6月11日 (日)

横浜、新発見の旅!

ライブ翌日。今回の宿泊は朝食付きということで、ライブラリー

カフェでビッフェ形式のモーニング。種類はさほどではないで

すが、それなりに美味しくいただきました。

  

チェックアウトまで暫く時間があったんで、早朝ウォーキング。

ホテルから海岸を目指してくてく歩くと途中、県庁がありました。

昭和3年に建てられた帝冠様式の建築で高さ49mのキングの塔が

聳え立ちます。

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ちょうど出勤時間と重なり、県庁職員が続々とキングの中に吸い

込まれていきました。

 

さて県庁の海側にある象の鼻パークを見学。象の鼻パークの突堤は横浜

開港時に造られた最初のものださうで、当初は2本まっすぐに海に突き出

ていたものを、小舟の荷役を容易にするため、東側の突堤を象の鼻のよう

に曲げたことに由来しています。なお現在の突堤は往時の姿に復元したも

のです。

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さらにその先には大さん橋がありました。大さん橋は明治27年に完成し

たメリケン波止場を平成14年に大型客船が横付けできるよう国際客船

ターミナルとして改修したもの。

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屋上は広大なウッドデッキと芝生が敷かれ、愛称はくじらのせなか。

こちらからは横浜三塔であるキング(県庁)、クイーン(税関)、ジ

ャック(開港記念会館)のほか、ランドマークタワー、グランドイン

ターコンチネンタルホテルなど横浜の絶景を一望できます。

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それぞれのフロアはスロープでつながるバリアフリー構造となって

おり、建築的にもなかなか面白い建物でした。訪問当日は豪華客船

の停泊はなかったですが、あればそれはまたテンションが上ったこ

とでせう。

 

さて大さん橋の見学を終え、帰りは税関を横をスルーしながらホテル

に戻りチェックアウトです。

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まずは関内駅まで戻り、その先にある伊勢佐木町を街ブラしました。

こちらは初めてです。今でこそ横浜随一の繁華街は横浜駅西口にその座を

譲りましたが、横浜のかつての中心的な繁華街が伊勢佐木町。

もともとはこのあたりは入江であったところを江戸時代初期に干拓してでき

た吉田新田で、明治になり街として開発。多くの劇場や映画館なども

つくられ、ザキブラという言葉も生まれたのだそう。

現在はかつての勢いは失われましたが、それでも約1.4kmの長さを誇る長

大商店街です。

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駅近くには横浜の地元大型書店有隣堂や旧横浜松坂屋であったカトレヤ

プラザも。有隣堂もしかりですが、結構建物が古いせいか、エスカレー

ターがなかったり、少し時代を感じさせる建物が多かったかな。

途中こんなものも。

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言わずとしれた昭和歌謡、青江三奈の伊勢佐木町ブルースの記念碑。

帰ってから改めて聴きましたが、意外とイントロしか記憶になかった

なぁ。またご当地はゆずが路上ライブをしていたなど、音楽ゆかりの

商店街でもあります。

 

商店街には意外と古書店が多く、古書店好きとしては楽しめます。欲し

かった本もゲットできラッキー。色々楽しめる商店街でした。黄金町駅

から京急に乗り横浜駅で下車。ジョイナスで軽くランチを済ませ、再び

の桜木町です。 

 

最後はランドマークタワーから絶景でも楽しみ、今回の旅行を締めくくろ

と思ったわけですが、なんと有料と発覚( ゚д゚)ハッ!。まあそりゃそうだわな。

何を勘違いして、ロハと錯覚したのかは?ですが、どうもそこに引っかかり、

登楼することもなくランドマークプラザをウロウロ。すると下にドッグがあ

るとのことなので、まずはそちらをまずは見学に。

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こちらは旧横浜船渠会社第2号ドッグで明治29年に完成したドライ

ドッグ。安山岩35,000個で造られているそうで、現在は重文にも

指定されています。面白いところは、ドッグの底から側面壁に

ドアがあり、中は飲食店が!なんか、横浜らしいかなと。

 

ドッグの周囲をブラブラすると、するとなんとこんなもんが!

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横浜のHRCといえばあーちゃんおなじみのお店ではないかぁ。す

ぐにお店も発見。

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さういやあーちゃんのインスタで昨日ゲリラ訪問してたはず。お店の

側面のディスプレイにはなんとホヤホヤの色紙もあったりしてげきか

~んです。上に登らなくてよかったなぁ^^;。

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こちらが色紙の拡大!

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いやぁ、昨日訪問したかったなぁと塊根の念を感じつつも、HRC

をあとに。折角なんで店内でお料理でもとおもったんですが、時間

的に微妙だったこととややカロリー高のため、ちょっとしんどいか

なと断念^^;。また複数人で来たとき寄ろうかな。

 

そんなこんなで時間切れ。新横に戻り、ずらし旅のクーポンを利用。

無事指定の新幹線に乗車し、帰路についたのでありました。

 

今回は病み上がりということもあり、無理をせず結構ゆっくり行軍。

お陰でバタバタ焦ることもなく、オフを満喫した次第です。

来年のアヤカネは?夏ライブは?色々気になりましたが、とりあえず

次回は15周年ライブ@グランキューブでおあいしませう。

 

 

 

 

 

2023年6月 7日 (水)

アヤカネ2023@横アリ

AYAKANATION2023に参戦するため、今回もずらし旅でやってき

ました新横浜。この日はライブまではだいぶ時間があったので、駅前で

お昼を済ませ、周辺をぶらぶら節。さういやこんなもんもできたんす

よね、ということで訪れた東急新横浜駅。

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渋谷方面の行き先を見ると浦和美園、川越市、西高島平とな

んかすごいことになっている( ゚д゚)ハッ!

以前は横アリのライブ後、東京に向かう際は菊名まで歩いて

ましたが、これからはこちらを使え、便利フル~になりさう

です(^^)。

 

さて新駅から歩いてまもなく、今回のライブ会場にとうちゃ

こです。

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まずはグッズ購入。欲しかったあーりんロボのストラップは残念な

がら売り切れのため、あーりんのを購入。会場にはあーちゃんがコ

ラボしているMaison de FLEURの衣装も展示されていたり。

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さてライブの事前準備は完了、まだまだ時間はあるので一旦新横まで

再び戻り、以前から見学したかった日本丸メモリアルパークを訪問す

るため、横浜線で向かいました。桜木町駅からは歩いてすぐです。

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日本丸は昭和5年に建造された練習帆船で、昭和59年まで活躍。延

183万キロを公開し、11,500名もの実習生を育てたさう。帆を広

げた美しい姿は「太平洋の白鳥」と呼ばれ、全長97m,全幅13m,

2,278トン。現在は重要文化財にも指定されています。

 

入場料を払えば、内部ももちろん見学できます。船橋に登れば

船長気分も味わえました。

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第二甲板には、機関室や実習生のほか、診察室もあり、手術も可能だっ

たさうです。

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1フロア上の上甲板は士官サロンや船長公室などワンランク上の

お部屋が並びます。テーブルの縁には転落防止の加工がされてい

たり、船ならではの工夫が面白い。

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部屋の造りは、階級によってぜんぜん違います。もちろん上級ほど

立派な造り。

また部屋ごとに展示されていた飾り毛布は日本船客籍の客室で提供

されるサービスで備え付けの毛布を花や岩など様々な風物の形に折

ったものです。

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色々なパターンが展示されており、如何にも日本人らしいオ・モ・テ・

ナ・シに関心しちゃいました。

 

隣には横浜みなと博物館もあり、横浜港の歴史をビジュアルにばっち

り知ることができます。横浜ゆかりのイラストレーター柳原良平のアー

トミュージアムも併設されており、正直あんまり期待はしてなかった

けど、思った以上に見どころ多く楽しめました。

 

さてメモリアルパークから大岡川を越え、歩いて10分ちょいで本日

の宿のある関内エリアへ。まずは本日の宿であるコンフォートホテ

ルにチェックイン。

ペンラやタオルなどライブグッズだけをカバンに詰め直し、いざ出

陣です。今回はグッズ購入と事前準備も全て済ましているので余裕

を持って座席に着くことができました。毎回かくありたいもの。

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座席はB1ブロック。いざ席について見れば、ステージは遠かった

ですが、会場をぐるっとトロッコであーちゃんが回ってきてくれた

ときは、ご尊顔を間近で拝することができ、よかったね!

 

ライブは今回も例年通り、ストーリー仕立ての内容。おもちゃたち

と戯れるあーちゃんは可愛さ爆発。久々の声出しライブでもあり、

なかでもコントラは盛り上がりましたね!バイオニックもしかり。

あと久々に聴けたお座敷列車も良きでした。

ただ、ジョイフルワンダーランドときらりんっ!は未チェックで、

予習は必須ですね^^;。何はともかく、今回も満足満足の内容

でした、来年も楽しみにしてますで~(^^)。

 

帰りは規制退場で最終出場。ホワイエにはライブで使われた小道具

が展示され、写真も撮りたかったが、今回は病み上がりということも

あり、体力が既に無くスルー(T_T)。新横のてんやで天丼を食べ、早

々に宿に引き上げ、1日は終了したのでありました。

 

2023年6月 4日 (日)

初めての飛騨路探訪

岐阜観光の翌日は学生時代の友人と岐阜駅で合流し、車で出陣!

地道を行くことちょいの岐阜各務原ICから東海北陸道に乗り、ひたすら

北進します。今回の目的地は飛騨高山。言わずとしれた観光地ですが、岐

阜市からはなんと120キロもあり、進めど進めどなかなか到着しない^^;。

 

飛騨清見ICで東海北陸道から高山清見道路に乗り換えると、前方には

雪を被った乗鞍連峰がドーンと現れ、えらいとこまできたなぁと実感。

終点の高山ICからまもなく高山市街にとうちゃこです。

 

まずは本町通の市営駐車場に車をとめ、一番の見所である高山陣屋へ。

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戦国時代後半、高山一帯は姉小路(三木)氏の領地でしたが、姉小路頼綱が

佐々成政と同盟していたことから秀吉の家臣金森長近に攻められ飛騨国主の

座を追われました。長近は姉小路氏の松倉城を廃し、新たに高山城を築き、

城下町を整備、これが今日の高山の町につながります。

しかし金森氏も6代で出羽に転封され、天領となると高山城は廃され、新たな

政庁となったのが高山陣屋です。陣屋には明治維新まで176年に25代の代官・

郡代が江戸から派遣されたさう。陣屋は金森氏の下屋敷を転用し、現在に残る表

門、門番所、御役宅は天保年間(1830~1840)に再建された貴重な遺構で、

国史跡にも指定されています。

Nouhi025

館内は流石に御役所ということで、豪華絢爛な感じではありませんが、

時代劇の世界が広がります。今にも柱の陰から主水さん、出てきそう!

また陣屋は行政だけではなく、警察や司法も司っていたことから、お

白洲もあったりして。こちらは金さんか^^;。

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代官のプライベート空間にあたる役宅部分は平成に復元されたもの。

江戸時代としては珍しい3階建になっていたり、独特の建築となって

いました。

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最後に見学した御蔵は元禄8(1695)年、高山城三ノ丸から移築され

た最古の建物で年貢米が保管されていたところ。内部は高山陣屋の歴

史に関する展示もあり、興味はつきませんでしたね。

  

さて陣屋をじっくり見学したあとは、こちらも高山観光の王道

である三町伝統的建造物群保存地区を散策。こちらは、ほんま

観光客でどえらい人でした。

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茶房や酒造場など、オシャンティなお店も多く、観光地として完成し

ており、伊勢のおはらい町のような感じかな。

賑わう通りをしばらく行き、安川通にある匠屋安川店で牛まぶしのラ

ンチをいただきました。2500円と少々お高めですが、それでもコスパ

高しです。

Takayama024

お腹がいっぱいになったところで、さらに下二之町を歩くと

次の目的地である日下部民藝館と吉島家住宅が見えてきました。

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二件とも重要文化財に指定される商家建築で、どちらも見学した

かったのですが、今回は時間の都合もあり後者のみ見学。

 

吉島家住宅は天明4(1784)年から酒造業を営み、現在の建物は

明治40(1907)年に再建されたもの。中に入ると吹き抜け空間が

広がります。ヒノキ材の梁には漆が施され、ピカピカと輝きます。

さすが豪商のお店、贅を凝らしています。

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屋敷内には文庫蔵や折り曲げ天井をもつ中二階など、見どころは

尽きませんでした。

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吉島家住宅をあとにし、まだ通りの北側にも風情のある町並みが広が

りますが、さすがにここまで来ると観光客もまばらです。

櫻山八幡宮の鳥居から宮川を渡り、再び本町通の駐車場へ戻り、車

で最後に高山駅近くの飛騨国分寺を訪問。こちらは奈良時代に創建された

国分寺の1つです。

表門をくぐると正面には、鐘楼、大銀杏、その奥には重文の本堂が建ち並び

ます。

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右手には三重塔も聳えますが、かつては国分寺ということで、なん

と七重塔もあったさうな!

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他にも高山城跡や市政記念館など、まだまだ見たいところがあった

けど、高山はボリュームが有りすぎ、1日では見切れない。またゆっ

くりリベンジするということで、車は41号線を南下し、高山市をあと

にしました。で、とうちゃこしたのが、こちら。

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飛騨一宮水無神社です。社名のとおり飛騨国の一宮で国幣小社に列格。

祭神は大歳大神(水無神)で、他にも飛騨一円の神を奉斎します。

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境内には樹齢1000年のエドヒガンザクラや大杉も聳え、古社に相応し

い空気が漂います。

安永2(1773)年に起こった農民一揆である大原騒動の際には水無神

社で集会が行われたことから、神主2名が磔にされるということもあった

さうです。

拝殿からは本殿が拝めます。二礼二拍手一礼でお参り。

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最後に御朱印もいただきました。

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参拝を済ませ、再び41号を北上、高山市を通過し、飛騨市に突入。

古川よりまだ先の杉崎の集落へ。杉崎駅の東側に聳える安峰山の稜線に

ある小島城跡が今回の最終目的地です。

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城主の小島氏は京都より下向した公家姉小路氏が小島、古川、向小島の

三家に別れた一家で、史料からは師言、勝言、戦国末期には時光の名前

が確認できます。南飛騨の三木氏が勢力を伸ばし始めると、時光は三木

氏に従い家名を保ちますが、秀吉配下の金森長近が飛騨に攻め入ると姉

小路氏と共に滅ぼされたようです。

 

城へは徒歩でも車でも登れますが、今回は車で上まで行くことに。なお

徒歩の入山口はこんな感じ。

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安峰山を右手に見ながら県道75号線を進むと、城跡への案内看板が

所々にあります。それに従い車を走らせると城跡への入り口となる獣

害対策ゲートに到着。どうやら獣が山から里に降りないようにする

ゲートみたいですね。

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「通行止」となってますが、城跡までは行けます(令和5年4月末現在)。

ゲートを開閉し、山道を進むと途中、落石があったり、対向不可の場所も

あるなど、なかなか運転スキルが求められる道で、上級者向き。あと車道

はかなり遠回りなんで、なかなか着かず、不安になったりと。極めつけは

熊もいるのでご用心!

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車道どんつきの城跡入り口には数台ですが車も止められ、転回もこちらで

可能です。

さて、駐車場の直下にはいきなり大きな堀切が見えたりして、小島城の凄

さを実感。

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城の入り口方面に向き直ると、こちらはこちらでなかなか立派な櫓台

が見えます。土造りですが結構な高さがあり圧巻です。

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郭を進み中央部の主郭には東屋があり、内部には城跡の説明板があ

りますので、こちらで見学すべき遺構もばっちりチェックできます。

さらに進むと内枡形虎口と外郭には立派な石垣がありました。

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このように小島城は中世の小島氏時代の土の城と小島氏のあとに入った

金森氏時代の石の城と両時代の遺構を見学できるのが最大の魅力。金森

氏はかつての小島氏の威光に縋り小島城を改修し、高山に移るまでの一

時的な本拠としたのかもしれません。

 

虎口の先にはも郭が続くようですが、立入禁止のロープが張られていたた

め、断念しました。

雨もちょうどぱらぱら来たため、ここで撤収。山を慎重に下り、ゲー

トをピシャリ。再び41号、清見道路、東海北陸道で名古屋方面へ。

帰りは電車の時間の都合で尾張一宮で下ろしてもらい、JR、近鉄を乗

り継ぎ帰宅した次第です。

 

はじめての飛騨訪問。高山もそうですが、古川や神岡など、まだまだみ

たい観光地が山程残ってます。また折を見てゆっくり訪問したいかなと。

次は新型特急HC85で行くのもおつかなと思った次第です。

 

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