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2022年1月の2件の投稿

2022年1月30日 (日)

大阪の隠れおすすめミュージアムとbk

年末年始にかけてのなにわ巡りを総括!

その【壱】NHK大阪放送局

う~ん、カムカムエブリバディおもしろすぎるど!朝ドラと

は思えぬクオリティとるい役の深津絵里可愛すぎ!昔より

今が一番やね。

 

今年はbkワンダーランドもないかと思いきや、どうも縮小

してやってたさう。せめてポストカードが欲しかったんで

年明けbkへ出陣した次第です。

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カムカム関係はタペストリー以外これといったものはなかったけ

ど、とりあえずポストカードをゲット。また9Fでは鎌倉殿のパネル

紹介はあり、それなり楽しかったかも。

 

その【弐】NHK大阪放送局

ついでに隣の大阪歴史博物館も見学です。

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巨大なビルの7Fから10Fまでが常設展示スペース。入館料を払い

まずはエレベータで一気に10Fまで登り、順次下階フロアを見学

します。

最上階の10Fは古代。フロアには難波宮の大極殿内部を再現。

その雰囲気を実感できます。

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目を正面の窓に転じると難波宮跡が一望できます。

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発掘物や宮の復元模型もあるなど、難波宮を多面的に実感することがで

きます。

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9Fは中世と近世のフロア。こちらも展示の前半はパネルや模型など

ビジュアルに解説し、後半は実物資料で解説を補強。

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こちらは前半の大坂本願寺の模型。中には顕如上人の人形も!また7Fには

大大阪の町並みが再現されているなど久々に訪問しましたが思ったより

見応えありましたね。欲を言えば大坂城の展示もほしいかな。

 

その【参】北御堂ミュージアム

本願寺関係ということで別日ですがこんなところも訪問しています。

北御堂津村別院の1Fに新しくできた浄土真宗本願寺派のミュージアム。

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大坂本願寺はもともと第八世門主蓮如が明応5(1496)年に建立。天文2

(1533)年に六角氏、日蓮衆徒によりそれまでの本山であった山科が焼か

れたことから新たな本山となったとのこと。大坂は京都や奈良、瀬戸内海

を通じれば、大陸にも通じる交通至便の地であったことから大いに栄えま

すが、このことが信長の目に止まり、11年に及ぶ石山合戦に発展。最終的

に武力に屈した門主顕如は大坂を退去し、鷺森→貝塚→天満→京都へと寺

基を移しますが、大坂の門徒は天満近くの楼の岸に坊舎を建て新たな大坂

の拠点としました。慶長2(1597)年に現在の津村の地に移り、現在に

至ります。南には大谷派の南御堂(難波別院)も建ち、両寺院をつなぐ道

は御堂筋と呼ばれることとなります。

 

館内には大坂本願寺・寺内町復元模型や大パノラマ図、40Mにわたる歴史ガ

イドウォールなど、ビジュアルに本願寺の歴史を紹介。しかもなんとロハ!

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↑復元模型(パンフレットから)。ミュージアムといいながらも、少しです

が実物資料もちゃんと展示されています。

大阪の基盤をつくったのは秀吉の大坂城ではなく、あくまでも大坂

本願寺ということがよくわかりました。

現在の北御堂は昭和39年に再興されたものですが、その高さは大阪

城天守閣よりあえて2M高く作ったのも、さういう云われださうです。

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大阪の歴史がわかる2つのミュージアム、オススメです!

 

 

 

 

 

 

2022年1月23日 (日)

ももクリ2021@SSAから早稲田散歩

昨年12月8日から9日はももクリのため、久々の上洛。8日は仕事を半ドンし、

新幹線で一路、東上!

ももクリ開演まで時間があったんで東京駅からは東京上野ラインに乗り換え、

浦和駅で下車。市役所でマンホールカードを閉庁時間ぎりぎりにゲットだぜ!

旧浦和市庁舎がさいたま市庁となっているようで、バカでかくびっくりです。

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住みやすい、住み続けたい街なんですなぁ。関西人にはあまり馴染みのない街

ですが・・・。

 

さてライブ終了後は晩飯を食べる時間もないと思われたのでこちらで済ませ

ませう。どうせなら浦和の名物ということでうなぎ屋を探索。江戸時代に中山

道の名物であったことが由来のやう。だから駅前にこんなやなせ先生デザインの

像があったり!

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お店は色々ありましたが、お値段など勘案し、第一候補のお店にいったん

ですが、どうも晩は単品では出さないやう。焼き上げに50分程度かかると

体よく追い払われ、お店探しに苦戦。最終的に明治21年創業の満寿家へ。

自社ビルの立派なお店。店内も落ち着いた雰囲気でいい感じです。

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雰囲気の割には、そこそこのお値段でいただくことができました。といって

も関西より全然高く、上で4100円なり。味は食べ慣れない関東風ですが、

備長炭で焼いたうなぎはもちろん美味しかったです。

  

さて京浜東北線にのり、なんとかギリギリライブ会場にとうちゃこ。

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久々のももクリを満喫しました。♫チャイマ、全力、仮想のノリノリ

セトリはやばかったすね~(^^)。きみゆきが聴けなかったのはちと残

念でしたが、やっぱ1年はSSAのももクリで締めくくらないとなぁと

しみじみ思いつつ、大宮をあとにしました~。今回のお宿は新感覚の

へんなホテル浅草橋。フロントでは一瞬ぎょっとしましたが、室内は至っ

て普通でしたね。

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さて一晩開け、翌日は早稲田へ。まずは前々から気になっていた早稲田の古書

街へ。東京メトロの西早稲田駅と早稲田駅の間に22店舗がありますが、お昼前

に訪れたせいか、意外と閉まっている店が多く、神保町に次ぐ大きさとはいえ、

やはりその差は歴然でした。けど五十嵐書店など歴史好きを唸らせる書店も

あり、ワクワクしました。

 

古書店をめぐりながら早稲田大学へ。久々ですがやっぱ立派やね。さすが日本最

高峰の私大です。

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まず学食でランチを頂き、今回はロハの博物館めぐり。以前歴史館には行き

ましたが、今回はそれ以外ということで。

 

まずは坪内博士記念演劇博物館。昭和3年に開設されたアジア唯一の演劇

専門博物館とのこと。建物も16世紀英国のフォーチュン劇場を模した作り

だそうです。

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当日は「新派」や石井ふく子の展示なども。

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新派とはパンフによると「歌舞伎(旧派)と対抗しつつも、その影響

を色濃く受けて独自の写実芸を確立した、明治生まれの新しいスタイル

の演劇」とのこと。女形と女優が共存する稀有な様式も。あんまり演劇

はよくはわかりませんが、それだけに展示内容はなかなか新鮮でした。

 

次は會津八一記念博物館。

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會津八一や富岡重憲の収集物を展示。會津八一は早大で坪内逍遥のもとで英

文学を学び、卒業後は東洋美術史の講義を受け持ったとのこと。

美術史の研究には直に作品に接することが大切とのことで、私財を投じて東洋美

術のコレクションを収集。その数は4000点にものぼり、それらの一部が展示さ

れていました。支那の明器といった珍しい展示もあり、こちらも興味津々でした。

 

まだまだ早大には博物館があります。大隈記念タワーに10Fにある考古学・民族

資料常設展示。會津八一記念博物館の分館のようです。

こちらには縄文、古墳、アイヌなどの民族資料、そして早稲田大といえば吉村

作治博士のエジプト出土物の展示とこちらもバラエティに富んでいました。

 

うーん、見どころが尽きず、もっとゆっくりしたかったのですが、この日は東

京メトロの24時間券を買ってたんで、メトロを乗りまくらにゃならんのでした

^^;。

 

神保町でけふ2回目の古本屋をめぐり、最後は日本橋の三越にちょこっと寄り道

したところで、時間切れ。うーん、なんとか元をとったくらいで、今回のきっぷ

購入は失敗でしたね。

 

そんなこんなで一泊二日のももクリツアーは終了。次はバレイベでまたまたSSA

です。それを励みにお仕事がんばりますかね~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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