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2019年8月10日 (土)

MOMOCLO MANIA2019 オプショナル 3日目 国分寺から表参道

一橋学園の宿は6畳一間のシンプルな造りでしたが、共同のトイレや洗面は

リノベーションされており、なかんかキレイ。また静かでゆっくりおやすみ

することができました(^^)。

 

西武多摩湖線と中央線に乗り、西国分寺へ。乗換駅という感じで、意外と

駅前は小ぢんまり。ドトールで朝食を済ませ、いざ出陣。

この日も酷暑。幅広の道を南下すると左手には建設中の都立公文書館。

このあたりはかつての東山道武蔵路らしい。初めて知ったんですが、

武蔵国って古代は東海道ではなく中山道。上野からの支線としてこの道が

あったみたいです。道を少し東側にそれてみると。

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現在は、最勝院国分寺といいます。市名の由来の地ですね。

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聖武天皇の御代であった天平12(740)年。天皇は仏法により国を治めるため、

国ごとに法華経10部の写経と七重塔を建てるよう命じますが、なかなか工事は

進まず、天平宝字元(757)年頃にようやく完成したようです。しかし、伽藍の多

くは南北朝時代に焼亡したようで、この薬師堂も宝暦年間(1751~1763)に再

建されたもの。

ほかにも同じく宝暦年間の仁王門。

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東久留米市の米津寺から移築された、楼門などが残ります。

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で、肝心の奈良時代の建物跡がこちら。

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金堂跡です。乱石積基壇が復元されており、この上にかつては、東西7間、

南北4間の二重の堂宇が建ってました。

往時の様子は武蔵国分寺跡資料館に模型化されているのでこちらで見学する

ことができます。入館料は前にあるおたかの道湧水園で支払います。

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おたかの道湧水園の入り口には国分寺村名主家であった本多家の旧長屋門

が建ちます。本多家は村医者もしており、二階にはゆかりの薬箪笥や家業の

養蚕道具などが展示されていました~。

また国分寺の裏は断崖。国分寺崖線といい、その境には湧水源が多数あり、

名水百選にも選ばれています。ブラタモリも来てるみたいですね!

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国分寺まで歩き、駅前でマンホールカードをゲット。再び中央線に乗車し、荻窪

で下車。ランチは駅前のツバキ亭という洋食屋に行きましたが、これがなかなか

うまかった!

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これで1000円以下とは東京では驚きの価格では!?しかも味よし、愛想よし

とリピ有りですね。まあ荻窪に来ることってないんやがねぇ(^_^;)。

  

荻窪からはメトロで表参道へ。太田記念美術館を初訪問。浮世絵はあんま

興味なかったけど、こうやってテーマだって見るとなかなかおもしろいで

すね~。

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特に異界のものの表現が独特で。黒い胴長のムーミンみたいなやつとか、

きょうていなぁ(・_・;)。

  

その後も国立公文書館の展示など色々見たかったんですが、なんと一泊目自転

車の鍵を宿に忘れていたこともあって、南千住まで取りに行く羽目に(^_^;)。

そんなことをしているうちに、今回も時間切れ~!

まあ続きは3週後の明治座のオプショナルということで、後ろ髪を引かれながら

東京駅からのぞみに乗り込んだ次第です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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