げ~じつの秋2
31日は近鉄沿線無料招待デーということで大和文華館。

高麗(918-1392)の仏具や鏡など、金属工芸作品を中心に色々と展示。朝鮮史はさっ
ぱりわかりませんが、写真にある鉄地金銀象嵌鏡架など細工は上々。とても美しく、
目で見て楽しめました。ロハですし、満足度はさらにアップ!
2日は久々に友人を平城宮跡に案内した後、落慶したばかりの興福寺中金堂へ。

長らくの工事で、その姿はベールに包まれていましたが、ようやく姿を現しました。
おもったよりでかいぞ。500円の拝観料を払い堂内へ。
内部には江戸期につくられた本尊釈迦如来像を中心に国宝の木造四天王立像や
重文の木造薬王・薬上菩薩立像などが安置されています。
法相宗ゆかりの祖師を描いた法相柱などもありましたが、ちょっと物足りなかった
かも(^-^;。まあ博物館やなくお寺やさかい仕方ないかもしれませんが、できれば仏像
の裏とかも回れたらよりよかったかも
興福寺をあとに本日メインの奈良博へ。第70回正倉院展です。5時過ぎは待ち時間も
なく、中もそないこんでません。ちょっと待てば最前列がガッツリ見学できました。

今年は上にあるよう玳瑁螺鈿八角箱や沈香木画箱、犀角如意など鮮やかな宝物
が多く良かったですね。
ただ犀角如意など細やかな細工のものも多く、単眼鏡があればもっとよかったと。
ええやつがあったら買おうかなぁ~。
そんなこんなで高麗から正倉院まで、げーじつを満喫した1週間でした。
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歴史探偵の気分になれるウェブ小説を知ってますか。 グーグルやスマホで「北円堂の秘密」とネット検索するとヒットし、小一時間で読めます。北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。 その1からラストまで無料です。夢殿と同じ八角形の北円堂を知らない人が多いですね。順に読めば歴史の扉が開き感動に包まれます。重複、 既読ならご免なさい。お仕事のリフレッシュや脳トレにも最適です。物語が観光地に絡むと興味が倍増します。平城京遷都を主導した聖武天皇の外祖父が登場します。古代の政治家の小説です。気が向いたらお読み下さいませ。(奈良のはじまりの歴史は面白いです。日本史の要ですね。)
読み通すには一頑張りが必要かも。
読めば日本史の盲点に気付くでしょう。
ネット小説も面白いです。
投稿: omachi | 2018年11月 5日 (月) 18時40分