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2016年11月の4件の投稿

2016年11月26日 (土)

長野氏城跡と三瀬館28

国道163号線を東上。久々に美里ふるさと資料館へ。もう何年ぶりだらう。内部には長野氏

関連のパネルと模型が主ですが展示されていました。
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長野氏は中世、北畠氏と伊勢の覇権をめぐり壮絶な戦いを繰り広げられたことで有名。
その出身地が資料館のある津市美里町長野地区です。
 
資料館の東側にこんもり聳える山が長野氏の西の城跡、中の城跡、東の城跡。
東の城跡へは国道163号線から登城することができました。
こちらが城の入口。
Naganomise002
 
谷筋を歩くこと5分程度で東の城への分岐点に到着。途中かういったサインが
あるので迷わずに城址へは到着できます。
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尾根筋を進むとまもなく東の城に到着。城跡には堀切などは見られず段状地だけがあり
ます。回りは帯曲輪ですかね。
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再び谷筋に戻り足元の悪い道を進みます。途中、苔むした丸木橋も。
Naganomise003  
 
更に歩くこと5分程度で左側の坂道を登ると中の城の郭群に。尾根筋を進むと今度は
はっきりした遺構が現れます。これは堀切。
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まもなく主郭に到着。こちらの背後に土塁も確認できます。
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まだ南側に郭があるさうですが、ブッシュで進めず。来た道を戻り、谷筋を進み左手の坂を
登ると西の城に到着。
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こちらの郭もブッシュで埋没しており、正直あんまりよくわかりません(^_^;)。
どうもこの郭から十字状に郭が展開するようですが。
Naganomise011
 
ちなみにこれら3城の西5キロには詰の城ともいえる長野城跡が存在。こちらは以前
行ったことがあるから今回はパス。舗装もされていない悪路を冷や汗かきながら
行った記憶がありますね。
 
長野を後にし、久居から伊勢道、紀勢道を乗り継ぎ大台へ。1年ぶりの三瀬谷。駅前の
大黒屋でランチし、三瀬館へ。途中、トラックと離合する際、側溝に脱輪。ついてない
(-_-;)。
 
まずは胴塚に線香をお供えし、お参り。卒塔婆も新しくなってましたね。
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三瀬館跡の紅葉はちょっと遅かったかも。
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かなり散っていましたね。上の方はまだ葉が残ってましたが。
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帰りに図書館、道の駅、観光案内所などを見学し、42号線で松阪へ。マームの
古書店で郷土資料のチェック。今は無き、万陽のあとを継いだのかかなりの数の郷
土資料がありました。欲しい本も色々ありましたが、財布の都合もありますし、また
今度買いにこやうかな。
 
そんなこんなで本日の三瀬参りは終了。165、163を乗り継ぎえっちらおっちら奈良に
戻しました。それにしても車は機動力があるが、流石の長時間運転は疲れる。
来年は列車にしようかなぁ。

2016年11月23日 (水)

浄土真宗と本願寺の名宝Ⅰ-受け継がれる美とこころ-

ふたたびの京都。まずは腹ごしらえ。五条の招福亭でランチ。カレー丼を食べましたが

これがなかなか美味しかった。小鉢や味噌汁も付いているなど大満足。11時過ぎなの
にお店はすでにそこそこの人だったの、なるほどです!
 
招福亭から正面通を歩くこと10分弱で今日のメイン、龍谷ミュージアムに到着です。
なんかしらんがこちらもすごい人w(゚o゚)w。
 
展示の前半は歴代宗主の御影がメイン。親鸞から始まり、如信、覚如、善如、綽如、
巧如、存如、蓮如、実如、証如そして顕如まで。一同にこれだけ揃うのは貴重。圧巻
でしたね。他にも証如の天文日記も興味深かったです。
 
後半は法宝物の展示がメイン。十字名号「帰命尽十方無碍光如来」や阿弥陀如来
像、そして目玉の国宝鏡御影。こちらは意外とちっちゃかった。
他にも三十六人歌集や類聚古集などの国宝も。総じて興味深い展示物が多く満足いく
ものでした。欲を言えばもう少し展示物が欲しかったな。あと高田派など宗派を越えた
宝物もあればもっとよかったかも。
 
ミュージアムをあとに堀川通を渡り西本願寺に行くと伝灯奉告法要の真っ最中でした。
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伝灯奉告法要とは26年に門主に成られた25世専如門主が浄土真宗の教え(法灯)を
継承されたことを阿弥陀如来と親鸞上人の御前に報告し、お念仏の御教えを広く
伝えるべく法要を行うものださう。境内はお祭りムードで大混雑でしたね。お寺カフェ
マルシェがあったり(^_^;)。
 
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境内には案内の人が多数おり、こんなパンフも配布さておりました。
 
ありがたいことに書院や飛雲閣の特別公開も。これは行くっきゃない!飛雲閣は久々
に見学しましたが、こんなちっちゃかったっけ~(^_^;)。残念ながら外観からの見学のみ。
内部は慶讃茶席を申し込めば入れるみたいです!2000円と少々お高いですが、熊本
地震の義援金になるならお安いかも~。写真撮影は悲しいかな✕でした。
 
書院の方は内部もがっつり見学できました。浪の間から雁の間、白書院など、30分くらい
のコースです。格天井や欄間、障壁画いずれも豪華絢爛で見所がつきません。これが
ロハとはありがたい。黒書院こそ見れませんでしたが、価値ありましたね。
 
龍谷ミュージアムの特別展も伝灯奉告法要記念行事の一環やったみたい。偶然とは
いえ、伝灯奉告法要の一端に参加し、色々貴重なものを見学することができたことに
感謝。げきかーんな1日でした。飛雲閣はまたリベンジしたいかも~。
 
さういや飛雲閣見学まで待ち時間が生じたので、七条堀川のヒイヅルカフェで一服。
珈琲もシフォンケーキもなかなか美味く、こちらもオススメでした。
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2016年11月20日 (日)

関西文化の日2016

今年もやってまいりました。ロハで近畿の約650の博物館の展示を見ることがげきか~ん

なこの日。今年は京都へ。
まずは泉屋博古館へ。といってもこちらは対象外なんです。割引券があったのでそちらを
利用。こちらの美術館は支那の青銅器をはじめ、住友家が集めたコレクションを展示して
います。
 
美術館は特別展部分と常設展部分から構成。特別展では「高麗仏画 香りたつ装飾美」。
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高麗画とは高麗後期(13-14世紀)に生み出された優美な仏画ださう。展示の中では
泉屋博古館の目玉、重文「水月観音像」が展示されていました。
水月観音とは楊柳観音ともいい、手または水瓶に柳の木が挿されています。柳は霊験
あらたかで万病を癒すらしい。ありがたやありがたや~。
 
やはり大陸の仏画ということでちと装飾とか派手かな~。あと阿弥陀三尊像などもまさに
浄土から舞い降りてきた日本のような躍動感がなく、おっとりした感じ。向きも逆なんです
ね~。いろいろ勉強になりました。
 
聖護院の河道屋養老でランチし、京都大学総合博物館へ。こちらは関西文化の日の対象
施設。自然史、文化史、技術史からなる展示。ナウマンゾウの骨から、ゴキブリ、石棺から
古文書までさまざま。ただ展示がごちゃごちゃしておりちょっと見にくかったかも。説明もや
や難しかったし。こちらのリピはないかな~。
 
最後は大谷大学博物館へ。こちらも関西文化の日の対象施設。当日は特別展「戦国
乱世と山科本願寺」展。本願寺結構好きですからね~(^^)。
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こちらの博物館も初めて。ただこちらは京大とちがって存在すら知らなかった~。
北大路駅下車すぐ、大谷大学の中にあります。
 
展示物は同時代に生きた細川晴元の禁制や蓮如筆の六字名号。山科本願寺の旧跡
図や証如上人消息などさまざま。六字名号とは歴代の住職が「南無阿弥陀仏」などの
名号を書写し、門弟に与えたものださう。なかでも8代蓮如は六字名号を多数残した
とのこと。丸みの帯びたなんとも味のある書でしたね。
蓮如(1415~1499)は、京都を追われてからは北陸で布教活動を行い、御文(手紙形
式で仏教の教えを説く文書)を作成するや正信偈や和讃の刊行など現在に続く本願寺
の基礎を作った中興の祖として有名です。
 
展示物も40点弱とコンパクトで地味な展示でしたが、色々勉強になりましたねぇ。今度
山科の蓮如上人のお墓もお参りしてみたい。
 
そんなこんなで今年の関西文化の日は終了。お陰で二館800円の入館料がオフにな
りました~。けふも何館かいかうかと思ってたけど、あいにくの天気の上、近場でめぼし
いところも正直なく、また来年です。

2016年11月 5日 (土)

「伊勢国司の館と愛洲の城」展

久々の五ヶ所。今回は近鉄での訪問です。志摩磯部からバスで20分で到着。案外近
いのね。
 
バスを降りると目の前に五ヶ所湾が開ける。奈良の人間としてはゲキカ~ンな風景が
広がります。
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それに水がおそろしく綺麗で底までよく見える!なんとスバラ式世界!
 
お昼はうなぎ処やま虎で。鰻好きとしては抑えておきたいところ。ひつまぶしも
ありますが、ここは鰻丼で。
鰻はいわゆるふわサクでなかなか(^o^)。ちと注文をつけるなら、結構タレが辛かっ
たかも。ご飯にタレをまぶすのとまぶさないのが選べますが、まぶさないくらいがちょ
うど良かったかもしれません。
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お腹がくちくなったところで愛洲の館へ。
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五ヶ所は言わずと知れた愛洲移香斎の生誕地です。愛洲氏はもとは一ノ瀬城に居を
構えていたやうですが、のちに五ヶ所城に居城を遷したようです。
 
ちょうど特別展が開催中。まあこちらをわざわざ見に来たわけなんですが。
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展示物は多気の北畠家国司館跡の出土物がメイン。土師器や古銭、陶器など。まあ
このあたりは多気で腐るほど見てるんでいいんですがねぇ。お楽しみにしていた愛洲
氏の城の展示が・・・、少なすぎる(-_-;)。田曽浦文書や田曽城出土物、また五ヶ所城
の出土物もありましたが、ほんのちょこっと。比率でいうと8:2くらいかな~。わざわざ
遠路はるばる来たことをおもふとかなり残念!
 
館の後ろには五ヶ所城跡があります。山頂部には本丸があり、東から南に向けて
逆L字型の二重の空堀がある特異な構造をもちます。堀の中からみるとこんな感じ。
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また城下には塔頭があり、愛洲氏の歴代の墓石が20数基ありました。
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五ヶ所を後に、再びバスで磯部へ。バス停から歩くこと20分で、伊雑宮へ。
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前回来たときはまだ遷宮前やったんですが、新しく生まれ変わってましたね。
 
旅の最後は鳥羽へ。秋なんで赤福ぜんざいを食べて一服。もう少し薄くてもいいかも。
結構濃厚です。
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また以前からなかなか行けなかった赤福前の門野幾之進記念館を初めて見学。
企画展として「三田九鬼家の歴史遺産展」が開催しており、伝九鬼嘉隆所用の伊予札
素掛縅胴丸具足などが展示されておりました。ロハにしてはなかなか充実した内容で
楽しめましたね。
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あと千代田生命保険や慶應義塾大学設立に尽力した門野幾之進についても学ぶこと
ができましたし。
 
そんなこんなで1日が終了。愛洲の館はやや不発気味でしたが、伊勢志摩再発見の
旅を満喫した次第です。

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