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2016年11月20日 (日)

関西文化の日2016

今年もやってまいりました。ロハで近畿の約650の博物館の展示を見ることがげきか~ん

なこの日。今年は京都へ。
まずは泉屋博古館へ。といってもこちらは対象外なんです。割引券があったのでそちらを
利用。こちらの美術館は支那の青銅器をはじめ、住友家が集めたコレクションを展示して
います。
 
美術館は特別展部分と常設展部分から構成。特別展では「高麗仏画 香りたつ装飾美」。
Kanbun28002
 
高麗画とは高麗後期(13-14世紀)に生み出された優美な仏画ださう。展示の中では
泉屋博古館の目玉、重文「水月観音像」が展示されていました。
水月観音とは楊柳観音ともいい、手または水瓶に柳の木が挿されています。柳は霊験
あらたかで万病を癒すらしい。ありがたやありがたや~。
 
やはり大陸の仏画ということでちと装飾とか派手かな~。あと阿弥陀三尊像などもまさに
浄土から舞い降りてきた日本のような躍動感がなく、おっとりした感じ。向きも逆なんです
ね~。いろいろ勉強になりました。
 
聖護院の河道屋養老でランチし、京都大学総合博物館へ。こちらは関西文化の日の対象
施設。自然史、文化史、技術史からなる展示。ナウマンゾウの骨から、ゴキブリ、石棺から
古文書までさまざま。ただ展示がごちゃごちゃしておりちょっと見にくかったかも。説明もや
や難しかったし。こちらのリピはないかな~。
 
最後は大谷大学博物館へ。こちらも関西文化の日の対象施設。当日は特別展「戦国
乱世と山科本願寺」展。本願寺結構好きですからね~(^^)。
Kanbun28001
 
こちらの博物館も初めて。ただこちらは京大とちがって存在すら知らなかった~。
北大路駅下車すぐ、大谷大学の中にあります。
 
展示物は同時代に生きた細川晴元の禁制や蓮如筆の六字名号。山科本願寺の旧跡
図や証如上人消息などさまざま。六字名号とは歴代の住職が「南無阿弥陀仏」などの
名号を書写し、門弟に与えたものださう。なかでも8代蓮如は六字名号を多数残した
とのこと。丸みの帯びたなんとも味のある書でしたね。
蓮如(1415~1499)は、京都を追われてからは北陸で布教活動を行い、御文(手紙形
式で仏教の教えを説く文書)を作成するや正信偈や和讃の刊行など現在に続く本願寺
の基礎を作った中興の祖として有名です。
 
展示物も40点弱とコンパクトで地味な展示でしたが、色々勉強になりましたねぇ。今度
山科の蓮如上人のお墓もお参りしてみたい。
 
そんなこんなで今年の関西文化の日は終了。お陰で二館800円の入館料がオフにな
りました~。けふも何館かいかうかと思ってたけど、あいにくの天気の上、近場でめぼし
いところも正直なく、また来年です。

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