« 2015年6月 | トップページ | 2015年8月 »

2015年7月の2件の投稿

2015年7月12日 (日)

神仏第59番 葛井寺

土師ノ里から一駅。藤井寺へ到着。お寺は葛井寺ですが、市名は藤井寺。ややこしい

な。なぜ二種類の表記があるかというと、中世に大和の国人藤井安基が荒廃していた

葛井寺を復興した際に、安基の名字をとって地名を藤井寺としたからださうです。

う~ん、奥が深いぞ藤井寺。

 

そんな葛井寺はうら寂れたアーケード街を抜けたところにあります。重要文化財の四

脚門がお出迎え。因みにこちらは秀頼の寄進したものださうです。

Fujiidera001

こちらは石碑にも有るとおり西国札所なんで、拙子の場合はもう2度3度と訪問させて

頂いている馴染みのあるお寺さん。

街なかにあるためか、境内には多数の人がいはりました。葛井寺は古代豪族葛井氏

の氏寺で白鳳時代に創建され、奈良時代に聖武帝が十一面千手観音像を奉納せら

れ行基に開眼法要を営ませました。その後は南北朝や戦国の兵乱を経て寺は

焼亡するなど危機的状況を向かえますが、その都度再興され現在に寺基をつなげ

ました。

Fujiidera002

本堂は江戸時代のもの。重要文化財の日立看板がありましたが、南大門とも最近新

たに文化財指定されたのでせうか?

内陣には十一面千手観音坐像が安置され、こちらは月一度の開帳されます。普通

千手観音といっても腕は四十数本なんですがこちらはほんとに千本あるから凄い!

しかも貴重な天平時代の乾漆仏で国宝に指定されているからなお凄い!

当日は開帳日では無かったので、外陣からですが手を合わせお参り。納経所で御朱印

をいただきました。

Fujiidera006

あと久々にJR西のキャンペーンの花びらもゲットしました。以前巡拝した際はキャン

ペーンが途中で終わり、コンプリートできなかったので、ラッキー(^o^)。

 

参拝をすませ、南大門を南にあるくこと10分弱でワンダー要素満載の魅惑の建造物

に巡り会いました。

Fujiidera004

まるでのび太の恐竜に出てくるガルタイト工業の戦艦みたい(^_^;)!?横から見たらこ

んなかんじ。

Fujiidera005

道明寺天満宮で見た例のやつが突如フラッシュバック!さうこちらは市内で発見され

た修羅をモチーフに建てられた文化施設なのです。その名も「アイセル シュラホール」。

中は支所機能やあとは文化財の展示スペースも。市内国府遺跡の出土物や市出身

とされる井真成の展示がありましたが、正直なんか閑散としてましたね。無駄なスペー

スも多くお荷物感満載な箱物って感じがしないでもないでしたが(^_^;)。まあワン

ダーマニアの私としては大いに納得の行くものでしたが。

 

そんなこんなでけふは2つの朱印をゲット。今年は暑さがますますちびしくなりさう。

正直年齢もあり、暑い中を動くのは実にしんどいこの頃。

秋まで神仏参拝もお休みかな~!?

神仏第58番 道明寺天満宮

梅雨はまだ明けていませんが、既に猛暑。日差しがジリジリと肌を刺激するこの頃。

暑さが大嫌いな拙子としてはほんとは夏眠に入りたいんですが、訳あって昨日は

強行軍を敢行しました。

 

地元から近鉄を乗り継ぎ、堅下で下車。柏原まで歩き再度近鉄線に乗り継ぎ下車した

のは道明寺駅。その名の通り、道明寺天満宮と道明寺の最寄り駅です。

こちらは両方共以前車で訪問したことがあるのですが、神仏霊場の朱印をいただく

ため再訪です。

駅前の小さな路地の商店街を抜けた頃、右手に大きな森が出現。道明寺天満宮です。

Domyo001

階段を登ると左脇にはこんな石碑が建っていました。

Domyo002

そもそも道明寺一帯は古墳造営に携わった土師氏ゆかりの土地で土師氏を先祖

にもつ菅原道真の叔母は、道明寺に住まれていたよう。また道真も40代の一時期

こちらに滞在していたようです。だからこちらには多数の道真ゆかりの遺品があり、

それらは現在国宝に指定されています。

Domyo011

境内は実に広く都会の中の社とは思えない静かな雰囲気。

Domyo003

明治天皇の行在所跡もあったりして、さすが菅公ブランドと、その高さを感じちゃうわ

けです。

Domyo006

突き当りには権現造の拝殿・幣殿・本殿が鎮座。江戸時代に移築されたもののよう

です。

Domyo004

裏手に回れば梅林があり、展望台!?からは梅林と本殿を一望できます。梅の咲く頃

はさぞかし圧巻でせうに。その頃にまた来てみたいですな。

Domyo005

また境内の脇には修羅の復元模型が展示。こちらは昭和53年に発掘されたもので

5世紀半ばのもの。土師氏が利用していたんでせう。

Domyo009

しかしこの修羅はあとあと思いがけず、現在の形にトランスフォームし再開することと

なります。さて授与所で今風の髪型の神職さんから御朱印をいただき、隣にある道

明寺へ向います。

Domyo010

もともとは土師氏の氏寺で土師寺とよばれ、のち道明寺となり、神仏分離の際に天

満宮の南の土地から現在地に移転したやうです。江戸時代には四天王寺式の伽藍

を有し、さぞかし圧巻だったと思われますが今はすっかり小じんまり、しかし境内は

実に綺麗に掃除され、実に清々しいお寺です。

Domyo007

本堂には十一面観音菩薩立像があり国宝に指定されています。普段は道明寺

天満宮の国宝と同じく開帳日が指定されているので見学には要注意です。

 

さて道明寺天満宮と道明寺の参拝を終え、次の葛井寺へ向かうため、近鉄の駅へ。

その名も土師の里。

Domyo008

土師氏ありきの道明寺でした。

« 2015年6月 | トップページ | 2015年8月 »