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2013年7月の4件の投稿

2013年7月27日 (土)

【国宝】三身山 太山寺【本堂】

スル関3デーズの第2弾は神戸の太山寺です。板宿で地下鉄に

乗り換え更に伊川谷で神姫バスと。あたりの雰囲気は神戸というよ

り三田とかそんな感じですね。鄙!さてバス停を降りると目の前に

は仁王門が。太山寺到着です。

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もとは2層だったらしいですが、この地に移築された際、

上部は取り払われたさうです。鎌倉末期のもので重文

指定です。

門を抜けると参道が続きます。石畳がいいですね、白壁

も風情がある。途中塔頭の寺院などがちらほら見えます。

国名勝の庭園などもあったりしまして興味が持たれました

が残念ながら公開されてませんでした。

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歩くこと5分少々で山門に到着です。

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三身山太山寺は藤原鎌足の子定恵が開山、藤原宇合が

霊亀2(716)年建立したとも伝えられる天台宗の古刹です。

元正天皇の勅願寺ともなり、その後寺勢は栄え、41の坊

などをもつまでになりますが、度々の戦火に焼かれ現在に

至っています。それでも立派なお寺です。

 

 

で、山門をくぐってすぐに今回の目玉である本堂がズバ~ンと

現れます。創建年代は永仁年間(1293~99)で正面は20.82m

もある大作りなもの。その大きさに圧倒されます。

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正面にびっしり張り巡らされた蔀戸が印象的でした。裏は蔀で

なく壁づくりのシンプルなものです。

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内部は外陣と内陣に分かれており、朱塗りの柱が鮮や

かでした。内陣は見学はできませんが、薬師如来を安

置する大きな須弥壇がありました。

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境内には貞享5(1688)年建立と伝えられる三重塔や

護摩堂、丈六の阿弥陀如来像を安置する阿弥陀堂など

多数の堂宇が建ち並びます。

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個人的には三重塔の裏から行ける奥の院がなんとも

よかった。周りの雰囲気がなんとも。霊気がただよってま

したね。

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以上が太山寺境内ですが、あともう1つここの見所は、

兵庫県下最古の磨崖仏があること。場所的には奥の院

の更に上流で歩いて10分もかかりませんので、おすす

めです。場所はお寺の方が教えてくれました。

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途中通行止めになりますが、徒歩なので横からするっ

と。あくまでも自己責任で。そこからまもなく右手に

太山寺川が見えてきて、右手に拝み所が!その対岸

のしたの方に磨崖仏がありました。

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弘安年間(1278~88)のものださう。像高は175cmもある

さう。上から眺めたんで小さく感じたんですがね。現場は

行場にもなっていたさうです。

 

 

暑い中でしたがなかなか国宝本堂といい、磨崖仏といい

いいものが見学できました。遠いところ来た甲斐がありました

よ。帰りはバスの待ち時間太山寺温泉で軽食を食べてゆっく

りさせてもらいました。もみじの季節また期待ですね。

2013年7月15日 (月)

近鉄のナローゲージに乗る

株主優待を利用して四日市へ。なんでもナローゲージとして

著名な内部・八王子線が廃止されBRT化される噂を耳に

したので今のうちに乗っておこうと。因みにBRTとは「バス

ラピッド トランジット」の略で専用線を走るバス路線らしい。

近鉄はここんとこ不採算路線はバッサバッサ切り捨てている

から、ありえん話ではないぞ。

 

 

四日市到着後、まずは腹ごしらえ。駅前でレンタサイクルを

借りて(120円と安い!)、JR四日市駅近くの喜多川という

お店へ。12:30で既に店前は行列。約30分程度で席に案内

されました。綺麗なお店で中個室的な感じで区切られていま

す。ひつまぶし3150円やったかな。まさに外はパリッと中は

ふわっとの上方風。タレも甘すぎずよし。コスパとしても納得

いくものでした。ご馳走さま。

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自転車を近鉄四日市駅に返し、9、10番ホーム

のある内部線へ。意外と自動改札なんだ。ほえ~。

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で、線路を見るとなるほどナローだ。軌間は762mm

と狭い。しかもホームとの段差も小さいですね。ローカ

ル線な雰囲気満々なんやが、意外と便数は多いのだ。

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しばらくすると車両が入線。おお確かにちんまいぞ。

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260系で車幅は2016mm。大型バスが2500mmだから

それより小さいのね。内部もこのとおり。

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足を伸ばせばギリギリ届きさう。

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運転台に向いた座席配置も。この座席もバスの

座席をちゃちくした感じかな。1両に15人位のせ

車両は発車。街中やのどかな田園を走ります。

途中の日永で八王子線と分岐します。ホームは

三角形の昭和スタイル。

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17分で車両は終点内部に到着。

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内部駅は車庫があり、パルテルカラーの車両が留

置されてました。カラフルで可愛い感じですね。まる

で遊園地の電車みたい。

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駅前は閑散としてます。なにがあるわけでもなく。

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駅横からは車庫を近くから見学もできました。

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また沿線所々にはこのやうな幟が。

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乗客には私らみたく内部線目当ての人も散見され

ましたが、運営は正直しんどいでせうねぇ。

観光地もないし、住宅路線としては輸送密度低い

もん。近鉄は手放したいわな。

けど地元、特にお年寄りには貴重な足やらうし、なん

とか維持して欲しいけど正直廃止はやむを得ないか。

けど逆境に負けず頑張ってほしいぞ、内部・八王子線。

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2013年7月13日 (土)

神仏第56番 観心寺

金剛寺をあとにし、バスで河内長野まで戻り、再度バスに
乗り観心寺へ。乗り放題やで、乗れる交通機関は使いまく
らないと!こちらもまた山の中。まあ河内長野自体が既に
山の中の町って感じですから。大阪って雰囲気ないね~。

バス停から山門までには大楠公の銅像が。何とも言えぬ
躍動感、今にも跳んで出そうだ。

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山門は南朝史跡の文字が。

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このお寺は国宝の本堂や如意輪観音でも有名やが
楠木正成ゆかりでも著名。大楠公は幼少時にこの
寺で学問を学び、後醍醐天皇は篤く敬い、大楠公
に金堂外陣造営の奉行とし遣わしている。また大楠
公も三重塔を造営し、湊川の戦いによる討ち死に後、
その首級はこの寺に送られ葬られた。大楠公とは
切っても切れない関係のお寺なのです。

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境内は緑に包まれ広大な様相。大阪のお寺の雰囲気
とは全然違いますね。

灯篭にも大楠公ゆかりが!

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またこちらも金剛寺と同じく、後村上天皇の行在所が
あったところ。

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階段を登ると金堂が。

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こちらは国宝で有名な金堂。大阪府下最古の国宝。和様、
禅宗様、大仏様折衷で教科書にも載ってました。堂々とし
た雰囲気がいい。また朱の鮮やかさがなんとも。
内部にはこれまた国宝の如意輪観音が。こちらは年に
1度の公開で見れなかったけど、霊宝館には本尊の試作
とされるものが展示されてました。こちらには多数の平安
期の重文仏が多数展示されており見所満載でした。

本堂横には建掛塔が。これが大楠公が建てた三重塔の
初層であり、彼の死後建設が止まって現状に落ち着いた
とのこと。

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境内は広く、多数の南朝ゆかりの史跡も。

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後村上天皇桧尾陵。山の上にあり結構といっても
5分くらいかな歩かされました。夏場は一苦労。
途中衛士の館!?天皇陵にはよくありますね。
ただ土曜なんでだれもいなかった!?

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ほかにも新待賢門院、阿野簾子のお墓も。けどこち
らはぜんぜん整備されていない。なんでやろ?

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もちろん大楠公の首塚も。

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仏像や建造物など見所多数でしたが、やはり私、国史
なかでも南朝びいきとしては歴史ロマンにあふれる面が
なんともよかったですね。また季節のいい時にもで
再訪したいお寺さんです。

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神仏第55番 金剛寺

久々の神仏。けふはもともとスル関の3デーズで水間寺にいく
つもりが、なんと水間鉄道が対象外であるというとこを難波を
たった時点で発覚し、急遽新今宮で高野線に乗り換えやって
きました。けどここ、遠いぞ。まあ切符代の元取れてうれしい
んやけど。河内長野からバスで25分かかりました。山の中で
すよ~。しかもバス1時間に一本やし・・・。

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山中の静かなお寺で落ち着きのある雰囲気がいい。し
かし、ここで急遽立てたプランゆえのマイナスが。なんと
金堂はじめ三重塔も修理中じゃ(゚д゚lll)。

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境内はこのとおり・・・(゚д゚lll)。

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ひえー、これは目も当てられんぞ~。しかし時間をかけ
て来たんだからと拝観料を払い、御朱印もいただきまし
た。お寺の人に聞いたらなんと修理が終わるのは平成
29年とのこと。まだまだ先や~。
さういやこないだ奈良博に行った時、金剛寺の降三世
明王来てたよ!これは迂闊だったわ・・・。

なにかこの機会だからこそ得られるものはないかと、境
内を散策。金堂の裏には仮本堂が。

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また重要文化財の御影堂も。

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治承2(1179)年の建立ということは平安時代?他にも境
内には多数の堂宇が。

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上の食堂は天野殿と言われ、後村上天皇が行在され
正殿として大政を執られたとのこと。また北朝の
光厳、光明、、崇光の三帝の御座所ともなる名刹で
あったのは意外だった。

だから境内には光厳天皇の分骨を埋葬した陵も。

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正直何もかも不完全燃焼な感じ、せめて何か得て帰ら
ねばと思い、金堂の工事現場をちょこっと外からのぞ
いたら、完全に解体されていて見る影もなかった。
ほんと礎石から組み直しているのね(*_*)。

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再訪を誓い、急いでバスにかけ乗った・・・。

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