2023年6月11日 (日)

横浜、新発見の旅!

ライブ翌日。今回の宿泊は朝食付きということで、ライブラリー

カフェでビッフェ形式のモーニング。種類はさほどではないで

すが、それなりに美味しくいただきました。

  

チェックアウトまで暫く時間があったんで、早朝ウォーキング。

ホテルから海岸を目指してくてく歩くと途中、県庁がありました。

昭和3年に建てられた帝冠様式の建築で高さ49mのキングの塔が

聳え立ちます。

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ちょうど出勤時間と重なり、県庁職員が続々とキングの中に吸い

込まれていきました。

 

さて県庁の海側にある象の鼻パークを見学。象の鼻パークの突堤は横浜

開港時に造られた最初のものださうで、当初は2本まっすぐに海に突き出

ていたものを、小舟の荷役を容易にするため、東側の突堤を象の鼻のよう

に曲げたことに由来しています。なお現在の突堤は往時の姿に復元したも

のです。

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さらにその先には大さん橋がありました。大さん橋は明治27年に完成し

たメリケン波止場を平成14年に大型客船が横付けできるよう国際客船

ターミナルとして改修したもの。

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屋上は広大なウッドデッキと芝生が敷かれ、愛称はくじらのせなか。

こちらからは横浜三塔であるキング(県庁)、クイーン(税関)、ジ

ャック(開港記念会館)のほか、ランドマークタワー、グランドイン

ターコンチネンタルホテルなど横浜の絶景を一望できます。

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それぞれのフロアはスロープでつながるバリアフリー構造となって

おり、建築的にもなかなか面白い建物でした。訪問当日は豪華客船

の停泊はなかったですが、あればそれはまたテンションが上ったこ

とでせう。

 

さて大さん橋の見学を終え、帰りは税関を横をスルーしながらホテル

に戻りチェックアウトです。

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まずは関内駅まで戻り、その先にある伊勢佐木町を街ブラしました。

こちらは初めてです。今でこそ横浜随一の繁華街は横浜駅西口にその座を

譲りましたが、横浜のかつての中心的な繁華街が伊勢佐木町。

もともとはこのあたりは入江であったところを江戸時代初期に干拓してでき

た吉田新田で、明治になり街として開発。多くの劇場や映画館なども

つくられ、ザキブラという言葉も生まれたのだそう。

現在はかつての勢いは失われましたが、それでも約1.4kmの長さを誇る長

大商店街です。

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駅近くには横浜の地元大型書店有隣堂や旧横浜松坂屋であったカトレヤ

プラザも。有隣堂もしかりですが、結構建物が古いせいか、エスカレー

ターがなかったり、少し時代を感じさせる建物が多かったかな。

途中こんなものも。

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言わずとしれた昭和歌謡、青江三奈の伊勢佐木町ブルースの記念碑。

帰ってから改めて聴きましたが、意外とイントロしか記憶になかった

なぁ。またご当地はゆずが路上ライブをしていたなど、音楽ゆかりの

商店街でもあります。

 

商店街には意外と古書店が多く、古書店好きとしては楽しめます。欲し

かった本もゲットできラッキー。色々楽しめる商店街でした。黄金町駅

から京急に乗り横浜駅で下車。ジョイナスで軽くランチを済ませ、再び

の桜木町です。 

 

最後はランドマークタワーから絶景でも楽しみ、今回の旅行を締めくくろ

と思ったわけですが、なんと有料と発覚( ゚д゚)ハッ!。まあそりゃそうだわな。

何を勘違いして、ロハと錯覚したのかは?ですが、どうもそこに引っかかり、

登楼することもなくランドマークプラザをウロウロ。すると下にドッグがあ

るとのことなので、まずはそちらをまずは見学に。

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こちらは旧横浜船渠会社第2号ドッグで明治29年に完成したドライ

ドッグ。安山岩35,000個で造られているそうで、現在は重文にも

指定されています。面白いところは、ドッグの底から側面壁に

ドアがあり、中は飲食店が!なんか、横浜らしいかなと。

 

ドッグの周囲をブラブラすると、するとなんとこんなもんが!

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横浜のHRCといえばあーちゃんおなじみのお店ではないかぁ。す

ぐにお店も発見。

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さういやあーちゃんのインスタで昨日ゲリラ訪問してたはず。お店の

側面のディスプレイにはなんとホヤホヤの色紙もあったりしてげきか

~んです。上に登らなくてよかったなぁ^^;。

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こちらが色紙の拡大!

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いやぁ、昨日訪問したかったなぁと塊根の念を感じつつも、HRC

をあとに。折角なんで店内でお料理でもとおもったんですが、時間

的に微妙だったこととややカロリー高のため、ちょっとしんどいか

なと断念^^;。また複数人で来たとき寄ろうかな。

 

そんなこんなで時間切れ。新横に戻り、ずらし旅のクーポンを利用。

無事指定の新幹線に乗車し、帰路についたのでありました。

 

今回は病み上がりということもあり、無理をせず結構ゆっくり行軍。

お陰でバタバタ焦ることもなく、オフを満喫した次第です。

来年のアヤカネは?夏ライブは?色々気になりましたが、とりあえず

次回は15周年ライブ@グランキューブでおあいしませう。

 

 

 

 

 

2023年6月 7日 (水)

アヤカネ2023@横アリ

AYAKANATION2023に参戦するため、今回もずらし旅でやってき

ました新横浜。この日はライブまではだいぶ時間があったので、駅前で

お昼を済ませ、周辺をぶらぶら節。さういやこんなもんもできたんす

よね、ということで訪れた東急新横浜駅。

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渋谷方面の行き先を見ると浦和美園、川越市、西高島平とな

んかすごいことになっている( ゚д゚)ハッ!

以前は横アリのライブ後、東京に向かう際は菊名まで歩いて

ましたが、これからはこちらを使え、便利フル~になりさう

です(^^)。

 

さて新駅から歩いてまもなく、今回のライブ会場にとうちゃ

こです。

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まずはグッズ購入。欲しかったあーりんロボのストラップは残念な

がら売り切れのため、あーりんのを購入。会場にはあーちゃんがコ

ラボしているMaison de FLEURの衣装も展示されていたり。

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さてライブの事前準備は完了、まだまだ時間はあるので一旦新横まで

再び戻り、以前から見学したかった日本丸メモリアルパークを訪問す

るため、横浜線で向かいました。桜木町駅からは歩いてすぐです。

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日本丸は昭和5年に建造された練習帆船で、昭和59年まで活躍。延

183万キロを公開し、11,500名もの実習生を育てたさう。帆を広

げた美しい姿は「太平洋の白鳥」と呼ばれ、全長97m,全幅13m,

2,278トン。現在は重要文化財にも指定されています。

 

入場料を払えば、内部ももちろん見学できます。船橋に登れば

船長気分も味わえました。

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第二甲板には、機関室や実習生のほか、診察室もあり、手術も可能だっ

たさうです。

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1フロア上の上甲板は士官サロンや船長公室などワンランク上の

お部屋が並びます。テーブルの縁には転落防止の加工がされてい

たり、船ならではの工夫が面白い。

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部屋の造りは、階級によってぜんぜん違います。もちろん上級ほど

立派な造り。

また部屋ごとに展示されていた飾り毛布は日本船客籍の客室で提供

されるサービスで備え付けの毛布を花や岩など様々な風物の形に折

ったものです。

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色々なパターンが展示されており、如何にも日本人らしいオ・モ・テ・

ナ・シに関心しちゃいました。

 

隣には横浜みなと博物館もあり、横浜港の歴史をビジュアルにばっち

り知ることができます。横浜ゆかりのイラストレーター柳原良平のアー

トミュージアムも併設されており、正直あんまり期待はしてなかった

けど、思った以上に見どころ多く楽しめました。

 

さてメモリアルパークから大岡川を越え、歩いて10分ちょいで本日

の宿のある関内エリアへ。まずは本日の宿であるコンフォートホテ

ルにチェックイン。

ペンラやタオルなどライブグッズだけをカバンに詰め直し、いざ出

陣です。今回はグッズ購入と事前準備も全て済ましているので余裕

を持って座席に着くことができました。毎回かくありたいもの。

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座席はB1ブロック。いざ席について見れば、ステージは遠かった

ですが、会場をぐるっとトロッコであーちゃんが回ってきてくれた

ときは、ご尊顔を間近で拝することができ、よかったね!

 

ライブは今回も例年通り、ストーリー仕立ての内容。おもちゃたち

と戯れるあーちゃんは可愛さ爆発。久々の声出しライブでもあり、

なかでもコントラは盛り上がりましたね!バイオニックもしかり。

あと久々に聴けたお座敷列車も良きでした。

ただ、ジョイフルワンダーランドときらりんっ!は未チェックで、

予習は必須ですね^^;。何はともかく、今回も満足満足の内容

でした、来年も楽しみにしてますで~(^^)。

 

帰りは規制退場で最終出場。ホワイエにはライブで使われた小道具

が展示され、写真も撮りたかったが、今回は病み上がりということも

あり、体力が既に無くスルー(T_T)。新横のてんやで天丼を食べ、早

々に宿に引き上げ、1日は終了したのでありました。

 

2023年6月 4日 (日)

初めての飛騨路探訪

岐阜観光の翌日は学生時代の友人と岐阜駅で合流し、車で出陣!

地道を行くことちょいの岐阜各務原ICから東海北陸道に乗り、ひたすら

北進します。今回の目的地は飛騨高山。言わずとしれた観光地ですが、岐

阜市からはなんと120キロもあり、進めど進めどなかなか到着しない^^;。

 

飛騨清見ICで東海北陸道から高山清見道路に乗り換えると、前方には

雪を被った乗鞍連峰がドーンと現れ、えらいとこまできたなぁと実感。

終点の高山ICからまもなく高山市街にとうちゃこです。

 

まずは本町通の市営駐車場に車をとめ、一番の見所である高山陣屋へ。

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戦国時代後半、高山一帯は姉小路(三木)氏の領地でしたが、姉小路頼綱が

佐々成政と同盟していたことから秀吉の家臣金森長近に攻められ飛騨国主の

座を追われました。長近は姉小路氏の松倉城を廃し、新たに高山城を築き、

城下町を整備、これが今日の高山の町につながります。

しかし金森氏も6代で出羽に転封され、天領となると高山城は廃され、新たな

政庁となったのが高山陣屋です。陣屋には明治維新まで176年に25代の代官・

郡代が江戸から派遣されたさう。陣屋は金森氏の下屋敷を転用し、現在に残る表

門、門番所、御役宅は天保年間(1830~1840)に再建された貴重な遺構で、

国史跡にも指定されています。

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館内は流石に御役所ということで、豪華絢爛な感じではありませんが、

時代劇の世界が広がります。今にも柱の陰から主水さん、出てきそう!

また陣屋は行政だけではなく、警察や司法も司っていたことから、お

白洲もあったりして。こちらは金さんか^^;。

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代官のプライベート空間にあたる役宅部分は平成に復元されたもの。

江戸時代としては珍しい3階建になっていたり、独特の建築となって

いました。

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最後に見学した御蔵は元禄8(1695)年、高山城三ノ丸から移築され

た最古の建物で年貢米が保管されていたところ。内部は高山陣屋の歴

史に関する展示もあり、興味はつきませんでしたね。

  

さて陣屋をじっくり見学したあとは、こちらも高山観光の王道

である三町伝統的建造物群保存地区を散策。こちらは、ほんま

観光客でどえらい人でした。

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茶房や酒造場など、オシャンティなお店も多く、観光地として完成し

ており、伊勢のおはらい町のような感じかな。

賑わう通りをしばらく行き、安川通にある匠屋安川店で牛まぶしのラ

ンチをいただきました。2500円と少々お高めですが、それでもコスパ

高しです。

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お腹がいっぱいになったところで、さらに下二之町を歩くと

次の目的地である日下部民藝館と吉島家住宅が見えてきました。

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二件とも重要文化財に指定される商家建築で、どちらも見学した

かったのですが、今回は時間の都合もあり後者のみ見学。

 

吉島家住宅は天明4(1784)年から酒造業を営み、現在の建物は

明治40(1907)年に再建されたもの。中に入ると吹き抜け空間が

広がります。ヒノキ材の梁には漆が施され、ピカピカと輝きます。

さすが豪商のお店、贅を凝らしています。

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屋敷内には文庫蔵や折り曲げ天井をもつ中二階など、見どころは

尽きませんでした。

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吉島家住宅をあとにし、まだ通りの北側にも風情のある町並みが広が

りますが、さすがにここまで来ると観光客もまばらです。

櫻山八幡宮の鳥居から宮川を渡り、再び本町通の駐車場へ戻り、車

で最後に高山駅近くの飛騨国分寺を訪問。こちらは奈良時代に創建された

国分寺の1つです。

表門をくぐると正面には、鐘楼、大銀杏、その奥には重文の本堂が建ち並び

ます。

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右手には三重塔も聳えますが、かつては国分寺ということで、なん

と七重塔もあったさうな!

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他にも高山城跡や市政記念館など、まだまだ見たいところがあった

けど、高山はボリュームが有りすぎ、1日では見切れない。またゆっ

くりリベンジするということで、車は41号線を南下し、高山市をあと

にしました。で、とうちゃこしたのが、こちら。

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飛騨一宮水無神社です。社名のとおり飛騨国の一宮で国幣小社に列格。

祭神は大歳大神(水無神)で、他にも飛騨一円の神を奉斎します。

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境内には樹齢1000年のエドヒガンザクラや大杉も聳え、古社に相応し

い空気が漂います。

安永2(1773)年に起こった農民一揆である大原騒動の際には水無神

社で集会が行われたことから、神主2名が磔にされるということもあった

さうです。

拝殿からは本殿が拝めます。二礼二拍手一礼でお参り。

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最後に御朱印もいただきました。

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参拝を済ませ、再び41号を北上、高山市を通過し、飛騨市に突入。

古川よりまだ先の杉崎の集落へ。杉崎駅の東側に聳える安峰山の稜線に

ある小島城跡が今回の最終目的地です。

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城主の小島氏は京都より下向した公家姉小路氏が小島、古川、向小島の

三家に別れた一家で、史料からは師言、勝言、戦国末期には時光の名前

が確認できます。南飛騨の三木氏が勢力を伸ばし始めると、時光は三木

氏に従い家名を保ちますが、秀吉配下の金森長近が飛騨に攻め入ると姉

小路氏と共に滅ぼされたようです。

 

城へは徒歩でも車でも登れますが、今回は車で上まで行くことに。なお

徒歩の入山口はこんな感じ。

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安峰山を右手に見ながら県道75号線を進むと、城跡への案内看板が

所々にあります。それに従い車を走らせると城跡への入り口となる獣

害対策ゲートに到着。どうやら獣が山から里に降りないようにする

ゲートみたいですね。

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「通行止」となってますが、城跡までは行けます(令和5年4月末現在)。

ゲートを開閉し、山道を進むと途中、落石があったり、対向不可の場所も

あるなど、なかなか運転スキルが求められる道で、上級者向き。あと車道

はかなり遠回りなんで、なかなか着かず、不安になったりと。極めつけは

熊もいるのでご用心!

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車道どんつきの城跡入り口には数台ですが車も止められ、転回もこちらで

可能です。

さて、駐車場の直下にはいきなり大きな堀切が見えたりして、小島城の凄

さを実感。

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城の入り口方面に向き直ると、こちらはこちらでなかなか立派な櫓台

が見えます。土造りですが結構な高さがあり圧巻です。

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郭を進み中央部の主郭には東屋があり、内部には城跡の説明板があ

りますので、こちらで見学すべき遺構もばっちりチェックできます。

さらに進むと内枡形虎口と外郭には立派な石垣がありました。

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このように小島城は中世の小島氏時代の土の城と小島氏のあとに入った

金森氏時代の石の城と両時代の遺構を見学できるのが最大の魅力。金森

氏はかつての小島氏の威光に縋り小島城を改修し、高山に移るまでの一

時的な本拠としたのかもしれません。

 

虎口の先にはも郭が続くようですが、立入禁止のロープが張られていたた

め、断念しました。

雨もちょうどぱらぱら来たため、ここで撤収。山を慎重に下り、ゲー

トをピシャリ。再び41号、清見道路、東海北陸道で名古屋方面へ。

帰りは電車の時間の都合で尾張一宮で下ろしてもらい、JR、近鉄を乗

り継ぎ帰宅した次第です。

 

はじめての飛騨訪問。高山もそうですが、古川や神岡など、まだまだみ

たい観光地が山程残ってます。また折を見てゆっくり訪問したいかなと。

次は新型特急HC85で行くのもおつかなと思った次第です。

 

2023年5月 7日 (日)

ひさびさの岐阜市探訪

GW前半は近鉄の株主優待でまずは名古屋へ。さらに東海道線快速に乗り換え、

わずか2駅30分弱であっという間に今回の第1目的地である岐阜にとうちゃこ

です。岐阜訪問は10年ぶりくらいでしょうか!?とりあえず定番の駅前スポッ

トでパシャリ。

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黄金の織田信長公です。もともと井ノ口といった地名を岐阜に

改名し、現在につながる町の礎を築いたのが信長というわけ。

 

駅前からまずは長良橋通を歩きます。商店街にはこのようなタペス

トリーがかかり信長だけではなく、斎藤道三ゆかりの城下町である

こともアピール。信長が入る前の主が道三ですからね。

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商店街を暫く行くと左手に円徳寺がありました。こちらは織田氏ゆか

りの寺院。信長の父信秀が道三と戦い大敗した際の死者を祀った織田

塚が境内にあるほか、こちらの寺院門前で信長が楽市楽座を実施した

ことで知られます。また孫の秀信が岐阜落城後、当寺院で落飾し、

高野山に向かったなど織田氏とゆかり深いお寺です。

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寺院をあとに長良川通をさらに北上。左手に巨大なアーケード街

があらわれます。美川憲一の歌謡でも有名な柳ケ瀬です。

かつては東海でも屈指の商店街でしたが、今は残念ながら閑散とし、

仕舞屋もおおかったり。

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ももクロちゃんと引き合わせてくれた、やななもなんとなく

悲しげです。高島屋だけはどうにか健在でしたがね~。近くで

岐阜名物!?の中華そばを食し、さらに北上すると左手に巨大

なタワーが現れます。

岐阜市役所の新庁舎です。18階建で15と17に展望スペースもある

んでいざ登ってみれば、絶景なるかな!

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金華山山頂の岐阜城から長良川まで一望できました。また北に隣接して

みんなの森メディアコスモスがありますのでこちらも訪問。中には市立

図書館がありましたが、こちらもなかなかの造形でした。天井は東濃の

ひのきが波打ち、所々にグローブ状の屋根がぶら下がり、その中はコーナー

別に図書が展示されていました。

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さて長良橋通に戻り、東側の山麓にある立派な神社を参詣。伊奈波神社

です。美濃国三之宮で旧国幣小社。祭神は五十瓊敷入彦命(いにしきい

りひこ)で垂仁天皇の皇子とされています。かつては金華山の中腹に

ありましたが、道三が稲葉山城を築城する際に現在地に遷座させました。

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岐阜の総産土神だけあり、参道も社殿も立派です。拝殿でしっかりと

お参りさせていただきました。

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御朱印もいただきました。

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神社前からは御鮨街道を北に向かいます。御鮨街道とは尾張藩が、長良

の鵜飼で取れた鮎を岐阜で熟れ鮨にし、熱田まで運んだ街道をいうさう

です。国道を右折し、まもなく常在寺がありました。こちらは斎藤家の

菩提所で絹本着色の斎藤道三像と斎藤義龍像は有名です。

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さらに近くには正法寺も。こちらは黄檗宗の寺院です。

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高さ20.5mの独特の外観をした本堂には13.7mと奈良の大仏より少し

小さな大釈迦如来像が鎮座。通称岐阜大仏と称され、天保3(1832)

年に完成したものです。一度拝観したことがあるので今回は時間の

関係上スルーしましたが、塑像漆箔という独特な造りで籠大仏とも言わ

れ、参拝する価値ありです。

 

そして正法寺の東隣には今回の最終目的地である岐阜公園が広がります。

まずは岐阜市歴史博物館へ。当日は、このような企画展が開催されてい

ました。

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岐阜の町は岐阜落城後、城は廃止され、新たな政治の拠点として築

かれたのが加納城です。城址は岐阜駅の東南にあり、中山道の53番

目の宿場町でもありました。現在は堀も埋められ本丸の石垣の一部

残すのみですっかり市街地に飲み込まれてしまいましたが、かつて

は三層櫓もあがる、それは立派なお城だったさうな。

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奥平氏や安藤氏など歴代城主にまつわる遺物などいろいろ展示され

ており、大変勉強になりました。2Fにある常設展示も見学し、い

よいよ金華山頂を目指すべく、ロープーウェイに乗車!

 

標高329mまでの山頂まではわずか4分。ロープウェイ駅はすでに

岐阜城の郭内になってます。歩くことまもなくで一の門跡。

左の高台は太鼓櫓跡は、現在レストランになっています。

尾根伝いの細い郭を進むと、二の門付近には石垣が点在していました。

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上台所跡をこえ、少し下ると現在も水をたたえた井戸跡がありました。

岩盤を四角くくり抜いてできているとのこと!ちなみに岐阜城の岩盤

はチャートらしく、しかもチャートって非常に堅いらしい・・・。

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さらに進むと岐阜市のランドマークとなっている天守が眼前に見

えます。その途中の通路下には二段の石垣も見えます。信長の

入城後に作られたものだとか。

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現在の天守は昭和31年の再建。岐阜城天守は廃城後、加納城に移築

されとされ、加納城三層櫓の図面をもとに外観復元したものださう。

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内部は鉄筋コンクリート造で味気ないですが、最上階からの景色は

絶景でした。

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天守の東側には模擬隅櫓があり、館内に岐阜城資料館がありましたが、こ

れは完全なるおまけ。大河で使われた衣装やらもっくん道三の蝋人形があ

りました。

 

帰りは二段石垣下から切通の上、太鼓櫓ルートを戻り、ロープウェイ駅ま

で戻りました。リス園の先にもう1つ郭があったようですが、体力なく断

念です。再びロープウェイに乗り、山麓へ。山麓には信長の居館があり、

こちらも公園として整備されていました。

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かつてはこのような御殿があったさうですヮ(゚д゚)ォ!。

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そんなこんなで1日目の見学は終了。岐阜公園から清流ライナーと

いう連接バスに乗車。連接バスは初めてです。柳ケ瀬の停留所

でおり、本日のお宿であるウィークリー翔へ。お値段は2200円

と以前より少し値上がりしていましたが、問題なし。

テレビも冷蔵庫がなくてもね。当日は充電器のコンセントを持参し

忘れたので、晩飯の買い出しと合わせて市街を散策。岐阜駅前の

飲み屋街は異常なほどの混雑で大仰天でした。

 

お買い物も無事済ませ、ホテルに帰着し、就寝。夜中に響く電子

レンジの音が少々気になりましたが、なんせ2200円。コスパは

最高で1日目お仕舞です。

 

 

 

2023年3月21日 (火)

あとオプショナル慶応大学散策

天気は曇天。雨が今にも降り始めさうな雰囲気。朝は銀座のドトールでモーニ

ングのセットを買い、今回はテイクアウト。昨日に引き続き、本日23:59まで

のアーカイブを見ないといけませんので^^;。

1時間程度アーカイブをこなし、チェックアウト。メトロに乗り、麻布十番で

下車します。はじめて降りる駅、名前はよく聞きますがね。

オーストラリア大使館の横手を抜け、到着したのは慶応義塾大学三田キャンパ

ス。三田とかいてミタと読みます。サンダやない。早稲田はこれまでちょく

ちょく行きましたが、慶応は初訪問です。

  

キャンパス内には大きなビルが建ち並ぶ都会の大学らしい雰囲気。校舎の谷を

抜けお目当ての校舎にとうちゃこ。瀟洒なレンガ造りのゴシック様式の外観は

洗練された慶応の雰囲気にバッチリです。

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こちらは図書館旧館にあたる建物で、創立50周年にあたる明治45(1912)

年に建造され、戦災などで被災しましたが、修復され現在は重要文化財に

も指定されています。

内部には、昨年開設された福澤諭吉記念慶応義塾史展示室があります。

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館内に入り、突き当たりにある吹き抜けのステンドグラスは「ペンは剣よ

りも強し」という逸話を表しているさう。

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階段を登ると、こちらの展示室があります。シャンデリアも

オシャンティ。

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慶応創設者福澤諭吉と慶應義塾の歴史がパネルと実物資料を通して展示。

独立自尊を掲げ、あくまでも私学教育に徹し、国や政治とは距離を置く

とことで学問の自由を追求した福澤翁と慶應義塾の歴史を学ぶことがで

きました。

   

展示室見学を終え、キャンパス内を散策。福澤翁ゆかりの場所が点在します。

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福澤翁が晩年の30年住んだ住居があったところで、終焉を迎えられ

た地とのこと。そして、海鼠壁の美しい三田演説館もありました。

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明治8年に建てられた日本初の演説会館。ちなみに「speech」を

「演説」と翻訳したのも福澤翁ださうな。

義塾の事務を扱う塾監局も図書館と同じくゴシック様式の重厚な

建物でした。

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キャンパス自体はそない大きくないですが、このように歴史的な

場所や建造物が見どころはつきません。さすが早稲田と並ぶ私学

の雄だけあります。

 

再びメトロで後楽園で下車。またまたランチは文京区役所の13Fの

職員食堂で。雨で景色はいまいちでしたが、東京ドームを下に見る

景色は新鮮です。

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バリューランチで腹一杯になったところで、再びメトロ。24時間

チケットを使い倒さないといけません!

 

丸ノ内線で久々の池袋。歩くことまもなくのジュンク堂池袋店にとう

ちゃこ。旅行支援のクーポンを使うため。

ブラウジングしていておもしろさうな本を発見。五十嵐太郎「宗教と

巨大建築」。2000円を無事使い切りました。

 

再び丸ノ内線。本郷3丁目で下車し、文京区教育センターにも足を伸ば

します。さきほどランチした文京区役所でみたポスターを参考にこちら

の展示を見学するためです。

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色々ある地図の中で資源の探索や土木工事の際に有用となる

地質図と地質標本(岩石、鉱物、化石など)が展示されて

いましたが、ちょい難しかったかなぁ。まあロハやから無問題!

 

湯島まで歩き、千代田線と丸ノ内線を乗り継ぎ東京駅へ。ずらし

旅のクーポン利用でお土産も無事ゲットし、今回のバレイベ遠征

は終了。今回は特にライブが激アツで満足満足の2日間。いい夢

みさせていただきました~。

 

2023年3月 2日 (木)

大本山総持寺とバレイベ2023@横アリ

ももクリ以来約2ヶ月ぶりの上洛です。今回はライブ会場のある横浜で

宿がとれなかったので、企画切符の関係上、新幹線で一旦品川まで出て、

京浜東北線で会場のある横浜方面へ戻りました。

 

ライブ開始まで少し時間があるので、鶴見にある大本山総持寺を参拝

することに。こちらは以前から参拝したかったお寺の1つ。永平寺や

總持寺祖院との関係など、そのあたりが気になっていまして。

最寄りの鶴見駅からお寺の入り口までは歩いて数分。

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ただこの入口から、ゆるやかな坂道をちょいと登らないといけませ

ん。右手には系列の鶴見大学があったりします。歩くことまもなく

三門にとうちゃこ。

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立派な門は昭和44年の建造。鉄筋コンクリ製です。総持寺はもともと

石川県輪島市にありましたが、明治31年に焼亡。再建のため、44年に

寺基をこちら鶴見に移しました。

ゆえに境内にある建物はどれも新しいわけです。なお輪島の旧跡に、

再考されたのが総持寺祖院とのことです。

 

三門をくぐると左手にこのような像がありました。

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真ん中にいらしゃるのが総持寺開祖の瑩山紹瑾、右は二祖の峨山韶碩です。

瑩山紹瑾は曹洞宗三世徹通の法嗣で元亨元(1321)年に総持寺を開山しま

した。以降、総持寺は永平寺と共に曹洞宗の中心寺院となり、後醍醐天皇は

「曹洞出世の道場と補任す」という綸旨を与えました。

後陽成天皇や家康も総持寺を曹洞宗の本寺とするなど隆盛を極め、寺院法度

においては永平寺とともに両本山となり、現在にいたります。故に曹洞宗は

総本山というものがないわけですね。

 

さて銅像の先にあるのが向唐門。菊の門は勅願寺の証です。

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こちらは香積台。総受付があり、木彫りで日本最大の大黒天像

もあるので是非ともお参りしたい。

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金鶏門の左右には百間廊下が広がります。ピカピカな廊下。修行僧が

賢明に床がけする姿を想像できます。禅宗ならではですね。

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門をくぐると境内のいよいよ中心部に。右手にある巨大建造物が

開山堂と法堂を兼ねる大祖堂です。

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太祖瑩山紹瑾と高祖道元、二祖峨山の頂像や諸尊牌を祀ります。内

陣外陣だけで千畳をもつ広さ。圧倒されます。

 

大祖堂の西側には禅宗の本尊釈迦牟尼如来像を祀る佛殿がありまし

たが、残念ながら現在は保存修理工事中でした。

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令和6年は瑩山紹瑾七百回大遠忌ということで、それに伴う一連事業

のようです。

宝蔵館嫡々庵では、冬季展示として「春をことほぐ」が開催されてい

ましたのでそちらも見学。七福神図や宝船など新春にまつわる宝物が

多数展示されていました。

 

ゆっくり観覧していたらなんと時間はすでに3時前。ライブは4時からと

いうことで、急いで京浜東北線と横浜線を乗り継ぎ、横アリに急行です。

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結局、グッズを購入したりしてたら、なんと座席についたのは開始30秒前

^^;。毎度のことですが、クタクタです。

しかし、ギリギリ滑り込んだ座席は、なんと神席。センターステージ最前列!

ももクロちゃんたちがすぐ目の前に\(^o^)/。しかしあまり近すぎると照

れくさくて、顔をじっと見れなかったり・・・^^;。

セトリとしてはダンシングタンクとあんとばの両方聞けたのがよかったかな。

しおりんお新曲とマジョラムも良きかな!

とにかくげきか~んしっぱなしのライブでした。

 

帰りは菊名まで歩き、いつものそば香で鴨せいろをいただきました。

以前よりちょい量が減ったかなぁ。まあ美味しかったけど。

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菊名からは東横線と日比谷線を乗り継ぎ、宿のある銀座へ。銀座に

泊まるのは、はじめて。これも旅行支援のおかげです。

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ホテルもちれ~でげきか~ん。翌日の23:59までは先程のライブ

アーカイブが見れるということで12時過ぎまで頑張って視聴し、

眠りについたのでありました。

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1日目大満足で終了です。

 

 

 

2023年1月14日 (土)

蕨とももクリ@SSA

聖なる夜はももクロちゃんと!昨年のクリスマスは一ヶ月ぶりの上洛。

東京に着くと京浜東北線に乗り換え、蕨駅で下車。ライブまでオプショ

ナルツアー第1段は蕨市散策です。もちろん訪問は初めてです。

 

西口から駅前商店街を歩き、途中右に折れしばらく、公園内にあるのが

こちら。

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蕨城跡。足利一族の渋川氏の居城です。渋川氏は足利氏の一門で九州探題も

務めた名門ですが、九州での勢力は衰え、義鏡が関東探題に任命されると蕨

城に入りました。しかし、大永4(1524)年に北条氏綱に攻撃され落城し、

渋川氏は北条氏の傘下になりますが、国府台合戦で義鏡の孫義基が討ち死にし、

蕨の渋川氏は滅亡したそう。なお城は江戸時代には将軍の鷹狩り用の御殿とし

て使われたました。城址碑の撰書は諸橋轍次。大漢和辞典の編者ですね。

 

城址の横には和楽備神社が鎮座します。室町時代に渋川氏が蕨に入った際に城の鎮

守として八幡神を勧請したのがはじまり。江戸時代には蕨宿三鎮守の一つ、上の宮

となり、明治に近隣の一八社を合祀し、現在の形になりました。社名は万葉仮名

からつけられたさうです。

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社殿は残念ながら平成8年に全焼し、現在は再建された社殿が建ちます。

境内はきれいに整備され、清々しい気持ちで参拝できました。

 

再び駅前通りにもどり西に進むことしばらく、直角に交差する道路が旧

旧中山道です。ちょうど角にある、うなぎ今井は江戸時代から続く老舗で

すが、当日はお休みでした。うなぎ好きとしては是非また食べに来たい。

 

旧中山道の道幅はほぼ当時のままださう。所々ですが味わい深い建物もち

らほらあります。

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また蕨宿のちょうど中心位置に本陣跡がありました。雰囲気を復元。

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隣には市立歴史民俗資料館が併設され、館内にある蕨宿の復元模型は必見。

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蕨宿は慶長17(1612)年頃に成立したとされ、江戸から数えて中山道の

2番目の宿場。約1キロの街道筋に本陣2,脇本陣1,旅籠23軒、家430軒

あり、人口は2200人(天保年間)。その規模は中山道でなんと2番目の大

きさだったさうです。模型をみてよくわかったのですが、宿場の周りは環

濠がめぐる珍しい構造を持ちます。館内にはほかにも蕨の名産であった双子

織に関する展示なども。小さい資料館ですが、ロハで蕨の色々をお勉強でき

ました。

   

資料館のあった本陣跡から江戸方向に進むと資料館別館がありました。

こちらも味わい深い建物。

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もとは明治20年建造の綿織物の買継商の商家でした。こちらは展示ら

しい展示はなかったですが、店舗部分の帳場机など往時の雰囲気を味

わえました。

 

さて郵便局から中山道から外れ、蕨駅方面に道をしばらく行くと寶樹

院につきます。こちらには三舟山の合戦で敗れた亡くなったとされる

渋川公のお墓があります。渋川公とその妻を祀り、二五〇年忌に墓碑が

建てられたそう。解説から渋川公の諱は不明でした。

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時間も時間になり、蕨駅に戻り再び京浜東北線に乗り、会場のある

さいたま新都心駅で下車。歩いてまもなく会場のSSAにとうちゃこ。

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開始40分前に着きましたが、グッズ購入、FC抽選会、手洗いなどを済ませ

席につくとなんと開始1分前。まいどバタバタです。

座席はスタンド4Fとなかなかでしたが^^;、ステージ横であったため、

それなりに楽しめたかな。

マジョラムや南ピーさんからのツアー報告などを聴くことができたのは

○○○。欲をいえば、きみゆきも聴きたかったなぁ。去年もそんなこといって

いたような。

ライブ終了後、会場を出ると外は真っ暗で、木々はブルーにライトアップ。

これも毎年定番の景色です!なんとも幻想的。地元にこんなのないからなぁ。

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京浜東北線で大宮駅に行き、ecuteで駅中でかにチャーハン。濃厚な

味わいで美味かったす。

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お腹もくちくなり、御徒町の宿へ。1年ぶりのももクリを堪能し、

1日目は終了です。

 

 

2022年12月20日 (火)

AEイベントオプショナルツアー

上洛2日目。外は小雨ながら、ホテルの窓からは国技館や東京江戸博物館

が一望できます。

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朝はドトールで済ませ、午前は雨を避けて楽しめる東洋文庫へ

向かいました。こちらは、もう3回目くらいかな。

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この日は「本から飛び出せ!のりものたち」を開催。今年は鉄道開業

150周年ですからね。西遊記からプチャーチンまで様々なのりものたち

が、東洋文庫の蔵書を通じ紹介されていました。東京メトロのメトロは

1863年にロンドンで開業したメトロポリタン鉄道に由来していると

か、色々発見が多く楽しめましたね。何度来ても楽しめる東洋文庫です!

  

続いて東京メトロ南北線に乗り、後楽園で下車。駅と直結している文京

シビックセンターへ。25Fにある展望ラウンジに行きたかったわけです

が、なんと当日は新コロのワクチン接種会場ということで立ち入りでき

ず断念です(T_T)。仕方なく13Fの職員食堂でランチをいただきました。

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25Fの半分の高さですが、それでも後楽園球場がよく見え、まあそれな

りに景色もよく楽しめました。お味もなかなかでしたし。

 

雨もすっかり上がったので、次の目的地である白金台駅へ。駅からまもな

くの八芳園です。こちらは初めて。

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もともとは大久保彦左衛門の屋敷のあったところで、そのあと

薩摩藩下屋敷を経て、明治になり実業家久原房之助が現在の

形に整備。レストラン、結婚式場として現在は営業されています。

 

こちらの見どころはなんといっても庭園。どこから見ても美しい

ことから八芳園と命名された回遊池泉式庭園は、約1万坪あり、

都会の中のオアシスとなっています。

周りにビルが建ち並ぶ景観は如何にも東京です。庭園内には茶室に

神社、さらにチャペルなどが点在。見どころは尽きませんでした。

 

八芳園をあとに、北上。聖心女子学院の脇の坂を下ると、今回最後の

目的地である北里大学にとうちゃこ。キャンパスには法人本部

が入る、その名もプラチナタワーがどーんと聳え立ちます。その裏に

あるのがこちら。

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北里柴三郎記念館です。北里といえば再来年から1000円札として

登場することで、ちょっと前に話題になりました。

嘉永5(1853)年肥後国小国郷の庄屋の家に誕生。東京医学校を

経て内務省衛生局に入局。ドイツに留学するとコッホ博士に師事し、

世界で初めて破傷風の純粋培養に成功、さらには血清療法を確立し

ています。

帰国後は私立伝染病研究所を創設し、香港でペスト菌を発見するな

ど活躍を見せ、その名を医学界に轟かせました。その後は北里研究

所や慶応大医学部創設にも尽力し、日本近代医学の基礎を築き、昭和

6(1931)年78歳で没しています。

 

館内には愛用の顕微鏡や揮毫、写真など様々な資料が展示され、

博士の偉業を改めて実感することができました。

当日館内はガラガラでしたが、お札になったら流行るかもしれません

ね。そういやキャンパスにはお社も鎮座されていました。

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コッホ・北里神社です。もとは北里がコッホの遺髪祀った祠堂が始

まりで、その後北里の神霊を合祀し、現在に至るのださう。

博士は神になったのでした。

 

帰りは白金高輪からメトロで東京駅へ。白金なら品川のほうが近いで

すが、ずらし旅についている選べる体験クーポンは東京駅での利用と

なるので東京駅に戻るっきゃない。ただ毎回、土産を買うお店も一緒

なんで品物もすっかり硬直化してるんですがね。次回はホントの体

験するかね~。

 

そんなこんなですべてのスケジュール完了です。次回はももクリ

@SSAで上洛しませう!

2022年12月18日 (日)

AE限定イベント2022@幕張メッセ

今回は標記にあるとおり、AE限定イベントのため上洛です。恒例のずら

し旅で上洛しましたが、なんと旅行支援の対象外!なんか今ひとつ仕組み

がよくわかりませんが・・・、まあ、元が安いんでよしとしときませう。

  

東京駅からは京葉線に乗り換え、新木場で下車。駅から歩いて10分のこちら

を訪問しました。

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ちなみにこの博物館のある新木場はその名のとおり、周囲には貯木場や

材木商が集中しており、これはもともと日本橋にあったものが、深川、

木場を経て現在地に移転してきたものとのこと。

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館内には、森、木、合板についてパネルや実物をまじえ紹介。特に合板

については、無垢材の安物という認識やったんですが、

①大きな板がつくれる

②強くて伸び縮みがない

③横方向に強い

④割れにくく加工しやすい

などなど、無垢材にないメリットがあり、合板の認識が変わり、いい勉強

になりました。ロハですし、これはおすすめ。

 

駅に戻り、再び京葉線に乗り、海浜幕張で下車。いつ以来だろ、久々

です。

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ライブまで少し時間が有るので、近くのインモール幕張新都心へ。

施設は3つのモールからなり、今回は千葉県民手帳をゲットすべく

蔦屋書店へ行ったわけですが、あまりに施設が広く、買い物をし、

会場に着く頃にはクタクタになりました。

 

会場ではFCブースでAE抽選会とグッズ売り場でタオルをゲット。

10周年の記念展示もありました。

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こんなのもありましたね。キダ先生作曲!AEイベントの時

斉唱すればええのに^^;。すっかり忘れてました。

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と、なんやかんややってるうちに時間切れ。慌てて会場入りです。

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席はアリーナの後方で、イマイチでしたが、まあ参加すること

に意義ありですからね。

今回は「なんてこったパンナコッタ2022」ということで、シャッフル

イベント。

あーちゃん かなこちゃん しおりん れにちゃん

でした。とにかく新鮮。途中、歌詞がとぶこともあっけど、それもまた

ご愛嬌(^o^)。楽しいひとときでした。欲を言えば、怪盗少女も聴きた

かったかなぁ。♪おまたせしました二番!聴きたかった。

 

ライブも満喫!帰りは京葉線と総武緩行線に乗り、宿のある両国へ。晩

は駅高架下のペッパーランチでハンバーグを食し、1日目は無事終了したの

でありました。

2022年12月17日 (土)

origin @上富田文化会館

10月29日はももクロちゃんライブ、origin参戦のため紀州路へ。

今回のライブ会場は和歌山県上富田町。上富田町!?

和歌山県の市部はわかりますが、流石に町まではわからない^^;。

調べると田辺と白浜の間とか。隣県といえど、さすがにこれは遠い!

 

とりあえず和歌山市駅までは南海(うちの近所からはこのルートが最

安でした)。市駅からは紀勢線に乗車しますが、2駅先の和歌山駅で

すぐに乗換え。市駅から和歌山駅まではピストン運転なんです。

紀勢線を1時間ほど乗り、続いて御坊でまた乗り換え、ここから列車

は2両となります。

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227系1000番代。ロングシートが玉に瑕ですが、途中、太平洋のオ

シャンビューを満喫できる絶景スポットも。

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なんやかんや列車に揺られること、難波から約4時間かけて紀伊田辺駅

にとうちゃこです。

ライブまで少し時間があるのでこちらで途中下車し、少し観光します。

その前にまずは駅前の宝来寿司で腹ごしらえ。こちらのお店は2度目の

訪問です。

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紀州名産のさんま寿司をいただきました。熊野市駅前でファン

になって以来、紀州にくれば必ず食べる一品。ちなみに

尾 鷲は腹開きで辛子入

熊野市は背開きで柑橘酢

田 辺は腹開きで梅酢

と、地域によって微妙に味も違ったりします。お気に入りは

熊野市仕様かな。

 

さて、お腹もくちくなったところで観光!田辺の名刹高山寺を参拝しま

した。

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境内には聖徳太子を祀る19世紀初頭の多宝塔や縄文時代の高山寺貝塚。

さらに南方熊楠や植芝盛平(合気道創始)のお墓もあったりします。

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熊楠の墓の近くには盟友・喜多幅のお墓もありました。合掌!

境内はかなり広く、また街の喧騒もなく落ち着いた雰囲気で

ゆっくりできました。

 

さて駅に戻り、さらに新宮寄りに二駅、会場の有る朝来駅へ向か

います。

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熊野の入り口で口熊野か!下車した客のほぼほぼモノノフですね(汗)。

駅から歩いて15分強、ついにライブ会場となる上富田文化会館にとう

ちゃこです。

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とりあえず受付を済ませ、会場入り。座席はチケットからだいたいは想像は

していましたが、ほぼセンター、しかも前から3列目w(゚д゚)w!。小箱の3列

目!!ようやくこの位置にたどり着けました!

ももクロちゃんたちが登場すると今にも手がとどきそうな距離でげきか~んし

っぱなし!和歌山つながりで久々にGOUNNを聴けたのもよかった。はるば

る5時間近くかけて来た甲斐がありました。

  

ライブ終了後は地元貢献ということで、ちこっとでしたが会場前で販売してい

る名産品を買っちゃいます。

上富田名産のヤマモモのジュースや梅ジュースをゲット。

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やまももは程よい甘さ、またよそでは味わえないものということで価値あり

ました。梅ジュースは帰りの電車内でいただきました。

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帰りも料金節約のため、南海経由で、遅遅ですが無事お家に帰着。

地元近畿で、しかも最接近でももクロちゃんたちを見れたのはほんとよ

かった。次は幕張でお会いしませう!

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